…逃げない.DK ページ42
確かにあの人がNCTのメイク係であることを突き止め事自体不可能だ。
何の根拠が合って、そしてそれが事実であって。
最初から掴めない存在だったとはいえ、ますますAさんが分からない。
JNY:「何事かと思ったよ。アポはもらってたけど急にSEVENTEENのマネージャーが独りで俺達に会いに来るだなんて」
YT:「話がうまく行き過ぎって言うか…困ってるのはお互い様だってことは分かったけど同一人物だと言う証拠がないからな」
WIN:「…でも、あの人お互いの代表には話しつけて来たって…」
DK:「そうなの??」
それまで静かにしていたウィンウィンが僕の声に驚きながらも頷く。
WIN:「うん…、『双方の会社で情報を提供して一刻も早く解決する事が目的』だって」
MK:「あぁ、確かにそう言ってたね。今思えば代表間とマネージャーさんではあの人が同一人物だって確信があったんじゃない??」
TY:「そう考えるとつじつまが合う。その後はこっちで起きている事態の聴取、それを基にSEVENTEENの過去の事件を照らせ合わせ類似することが多い点から俺達に協力と契約を持ち掛けた…」
SC:「……なるほどな、あり得なくはない」
WN:「あいつならそれぐらい容易いもんだ。大して俺達に義理もないくせに…一人で罪を背負うつもりだったのか」
ウォヌヒョンの言う通り僕達はAさんに何かしてあげられたのだろうか。
むしろ僕達は彼女に数え切れないほど助けられてきた。
なのに、何で自らを犠牲にしようとするの、Aさん??
それだけは嫌だよ。
守られるだけじゃ、嫌だ。
臆病な僕だけど少しでも力になれるならAさんを守りたい!!
感情が揺れ、ポロポロと熱い雫が頬を伝う。
悲しい感情ではなく、覚悟が形になって零れる。
優しく背中を撫でるウィンウィンに「ありがとう」とだけ呟くと僕はある人の前まで向かう。
その人はこの状況においても一度も笑みを絶やさず、僕にも微笑む。
DK:「テンヒョン」
TN:「なぁに??」
ジョンハニヒョンに殴られて口の端からは血が見える。
それでも何事も無かったかのように微笑む彼が怖かったが、今回の僕の意志は固い。
吸い込まれるような猫の目のような瞳を真っ直ぐに見つめ、言う。
DK:「僕が貴方に勝てば、契約を結んでください」
Aさん、僕はもう逃げません。
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柘榴(プロフ) - 申し訳ございません、この章で終わる予定でしたがもう少し続きます(T_T) (7月28日 21時) (
レス) @page35 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» ですがここまで長く続けて来られた作品ですので時間はかかりますが完結させたいと思っております、数ヶ月で治る病気ではありませんしいつになるともハッキリ申せませんが必死に治療して完成させたいと思いますので長い目でお待ち頂けたら嬉しい限りです。 (2023年1月17日 20時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます!!更新につきましては私事ながら持病と精神疾患を患っており今現在執筆出来る状態ではないという返答になります……みなみ様の他にも心待ちにして下さる方が居られることを承知しておりながらもどかしくしております。 (2023年1月17日 20時) (レス) @page8 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります！更新しますか？ (2023年1月1日 10時) (レス) @page8 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメント並びにお気遣い頂きありがとうございます!!体に無理のないよう、時間を見つけて執筆していきますので引き続き応援して頂けたら嬉しいです（^ω^ )♪ (2022年7月8日 20時) (レス) id: 5ec9e6be28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柘榴 | 作成日時：2022年7月1日 21時
