…殺意.You ページ35
後ろを振り向くと予想通り、そこには探し求めていた悪の元凶キム・ミンジが私を凄い顔で睨んで立っていた。
どこで聞いたのか、私が人殺しだと知っている。
それも彼女の母であるソウンからある仮説として聞いていたから然程驚きもしなかった。
ミンジは実父、私の義父に当たるサンフンを愛していた。
本来ならばミンジは離婚した両親どちらかに着いて行くと決めた時、サンフンの元へ行くと決めていた。
しかしサンフンはミンジを選ばずイェジュンを選んだ。
何で、どうして。
そう思ったに違いない。
母ソウンが言うには、サンフンには次期当主、といってもサンフンはシウォナの父が経営する会社の課長にも満たない役職だったにも関わらず後継者として相応しい男児のイェジュンを選んだんじゃないかと私に言っていた。
絶望的な状態でソウンに引き取られると感情を爆発させ、やがて祖母や母との関係を悪化させていく。
その後、愛したサンフンは知らない少女に殺され変わり果てた姿でミンジと再会する。
自分と５つ以上も離れた少女が愛した人を殺した。
棺の中で眠る実父を、ミンジは父としてではなく男として愛していた。
狂気的な愛、ミンジは棺を開けて永遠の眠りにサンフンにキスを落としたと聞いた。
そうして、サンフンを殺した少女を探しながら自身は『Mary』としてデビューを果たす。
『Mary』としてのデビューは華々しく成功したかと思えたが、ミンジ以外のメンバーが不祥事を起こしたため、あっけなく『Mary』も終わってしまう。
だが決して諦めるミンジではなかった。
名前を変えて、実母の名前を奪いパク・ソウンとしてPLEDISに入社。
メイク係としてSEVENTEENに近づき、そしてあとは知っての通りだ。
NCT127のメイク係になってようやく探し求めていた少女、私キム・Aを見つけ、今愛したサンフンが報われるように復讐、自分を拒否したSEVENTEENから受ける寵愛への恨みを果たそうと私の前に現れたのだ。
ミンジ:「ずっとこの時を待っていた……何故父を殺した??」
A:「あら、知らないの??あんたにはしてくれない事を、私にイケナイ事を教えてくれたから殺してあげたのよ」
ミンジ:「っ、このクソ女!!!!!!!!」
面白くなってきた。
煽って煽って、ボロを出させるのが私の作戦。
ミンジには気づかれないようにとある相手に繋がるようにスマホの通話ボタンを押した。
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柘榴(プロフ) - 申し訳ございません、この章で終わる予定でしたがもう少し続きます(T_T) (7月28日 21時) (
レス) @page35 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» ですがここまで長く続けて来られた作品ですので時間はかかりますが完結させたいと思っております、数ヶ月で治る病気ではありませんしいつになるともハッキリ申せませんが必死に治療して完成させたいと思いますので長い目でお待ち頂けたら嬉しい限りです。 (2023年1月17日 20時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます!!更新につきましては私事ながら持病と精神疾患を患っており今現在執筆出来る状態ではないという返答になります……みなみ様の他にも心待ちにして下さる方が居られることを承知しておりながらもどかしくしております。 (2023年1月17日 20時) (レス) @page8 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります！更新しますか？ (2023年1月1日 10時) (レス) @page8 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメント並びにお気遣い頂きありがとうございます!!体に無理のないよう、時間を見つけて執筆していきますので引き続き応援して頂けたら嬉しいです（^ω^ )♪ (2022年7月8日 20時) (レス) id: 5ec9e6be28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柘榴 | 作成日時：2022年7月1日 21時
