…覚悟.You ページ28
スングァンさんの言葉の通りその日は途中で仕事を抜けて帰宅した。
色んな事が合って疲れていたけれど、それでもやらなくてはいけないことがたくさん残っている。
A:「いよいよ、この家ともおさらばか」
部屋の中にはいくつもの段ボールの山。
必要なものと要らないものを分別して次なる転地に持っていくものは段ボール3つにも満たない。
大きな家具やベットは置いていき業者に処分してもらう予定だ。
何だか寂しいような気もするけれど、これは覚悟の表しだと割り切っている自分もいる。
あと数日でSEVENTEENとは永遠の別れとなる。
大好きで信頼できるシウォナとも、唯一の家族イェジュンとも。
何もかもを捨てて、私は一人知らない地で生きていくことを決めた。
後悔は微塵もない。
A:「さて、ミンジはいつ行動に移すのか……」
実はミンジが私の目の前に現れていたことも知っていた。
おまけにミンギュさんの姿もその後方で確認できている。
NCT127とIMさんの協力の下で新しく整形したミンジの顔は割れている。
バーノンさんとのキスの合間に見た彼女の顔は元の顔とは異なり、パク・ソウン、シスターともイェジュンともの面影を残していない。
誰からも愛される小さな輪郭に零れ落ちそうなほど大きな瞳、緩く巻いた髪はとても可愛らしい。
けれど、表情自体は醜く変わらない。
自分じゃ手に入らなかったメンバーとキスをしている私を見てどう思ったのだろう。
バーノンさんとのキスに溺れながら、見せつけるキスをした。
どんどん醜くなる彼女の顔に内心笑いが止まらなかった。
全て私の手のひらで転がされてるのよ、貴方もSEVENTEENも。
でも、メンバーとのキスは予想だにしてなかった。
案外それが上手くいったからいいのだけど……。
鏡に映る私の首筋の噛み傷に笑みがこぼれる。
本当はあの時ウォヌさんに痕を付けてもらっても良かったのだ。
ミンジを刺激するにはうってつけだから。
きっと明日もミンジは何らかの手を使って私に近づいてくる。
この傷を見たら、どんな顔をするのか楽しみで仕方ない。
A:「自分が犠牲になろうとも、彼らが望むのなら受け入れる……でも、」
このまま快楽に溺れてしまったら、どうなってしまうのだろう。
身体が覚えている熱が込み上げて。
何もない部屋で鼓動が大きく響いた気がした。
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柘榴(プロフ) - 申し訳ございません、この章で終わる予定でしたがもう少し続きます(T_T) (7月28日 21時) (
レス) @page35 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» ですがここまで長く続けて来られた作品ですので時間はかかりますが完結させたいと思っております、数ヶ月で治る病気ではありませんしいつになるともハッキリ申せませんが必死に治療して完成させたいと思いますので長い目でお待ち頂けたら嬉しい限りです。 (2023年1月17日 20時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます!!更新につきましては私事ながら持病と精神疾患を患っており今現在執筆出来る状態ではないという返答になります……みなみ様の他にも心待ちにして下さる方が居られることを承知しておりながらもどかしくしております。 (2023年1月17日 20時) (レス) @page8 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります！更新しますか？ (2023年1月1日 10時) (レス) @page8 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメント並びにお気遣い頂きありがとうございます!!体に無理のないよう、時間を見つけて執筆していきますので引き続き応援して頂けたら嬉しいです（^ω^ )♪ (2022年7月8日 20時) (レス) id: 5ec9e6be28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柘榴 | 作成日時：2022年7月1日 21時
