…混濁.You ページ25
義父との行為とは違う彼らとの行為。
キスだけという行為なのに、快楽に溺れる自分がいる。
ジョンハンさんに無理矢理キスをされ、バーノンさんには腰が抜けるほど甘い熱い私を慰めるキスをされた。
そうして今、部屋の中にメンバーがいるのにも関わらずソファーの陰に隠れて、まるでイケナイことをしているみたいな禁断のキスをウォヌさんとしている。
バレてはいけないという背徳感と与えられたことのない快楽。
自分がこんなにも耳が弱いとは思ってなくて、舐るようにキスされると自然と腰が動く。
はしたないのは自分でも分かってる、でも身体が言う事が聞かない。
そんな私の腰をウォヌさんが支えてくれて、動けないのをいい事に首筋を薄っすら撫でられるとまた腰が揺れる。
WN:「なぁ」
A:「っ……??」
混濁とした意識の中、彼の低い声が鼓膜に響く。
それだけでどうにかなってしまいそうだ。
けれども余裕がない私に対して酷なことをこの男は囁く。
WN:「ここ、痕つけていい??」
もう一度首筋を撫でる彼。
カっと一瞬で身体に熱が集まる。
A:「だ、ダメに決まって…!!!」
力が入らない身体で彼の体を押し返すも、細いなりに力はやはり男のもので。
びくとも動かない。
WN:「…しょうがねぇな」
めんどくさそうに、それでいて口角を上げた彼は見せつかるかのように口を大きく開くとそのまま私の首筋へ。
ガブっ!!
A:「あ”っ……!!!?」
鋭い痛みが首筋に走り、悲鳴のような声が漏れる。
童話の中に出てくる吸血鬼、いや狼男か。
噛み痕を舌で舐め、私を見下ろす彼は満足げに微笑む。
WN:「ご馳走様でした…(笑)」
わなわなと震える私をよそに身体は解放され、ご機嫌で去っていくウォヌさん。
堪らずクッションに顔を埋めた。
こんなの、私じゃない。
彼らとこんな破廉恥な行為をするなんて許されないのに、どうして……。
別れが近づいているのにも関わらず、簡単に動かされる心。
どうすればいい、どうすればいつもの私に戻れる…??
SG:「ヌナぁ??」
A:「??」
ゆっくりクッションを外すとスングァンさんが心配そうに私の顔を覗き込んでくる。
A:「どうしました、スングァンさん??」
SG:「無理、してない??」
A:「え??」
SG:「だって…女の子にとってキスって大事な事でしょ??」
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柘榴(プロフ) - 申し訳ございません、この章で終わる予定でしたがもう少し続きます(T_T) (7月28日 21時) (
レス) @page35 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» ですがここまで長く続けて来られた作品ですので時間はかかりますが完結させたいと思っております、数ヶ月で治る病気ではありませんしいつになるともハッキリ申せませんが必死に治療して完成させたいと思いますので長い目でお待ち頂けたら嬉しい限りです。 (2023年1月17日 20時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます!!更新につきましては私事ながら持病と精神疾患を患っており今現在執筆出来る状態ではないという返答になります……みなみ様の他にも心待ちにして下さる方が居られることを承知しておりながらもどかしくしております。 (2023年1月17日 20時) (レス) @page8 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります！更新しますか？ (2023年1月1日 10時) (レス) @page8 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメント並びにお気遣い頂きありがとうございます!!体に無理のないよう、時間を見つけて執筆していきますので引き続き応援して頂けたら嬉しいです（^ω^ )♪ (2022年7月8日 20時) (レス) id: 5ec9e6be28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柘榴 | 作成日時：2022年7月1日 21時
