…止めない.VN ページ21
A:「ぁ…、、く、るしぃ…」
彼女が息継ぎをする度に唇を塞いでキスをする。
止めない、止められない。
こんな快感、知らない。
彼女とだけしかしたくない行為に溺れる。
VN:「甘くて、気持ちいい……もっと、欲しい」
唾液が甘いなんて知らない。
Aさんのだからから、かな。
身体中が彼女を欲する。
もっともっと感じた顔を見たくてわざと音を立てて敏感な耳をいじめてあげる。
その度に零れる甘い声に高揚感と興奮を高める。
背中に感じる視線に気付きながらも、止めることは出来ない。
この人は、俺のものだ。
VN:「好き、大好き……」
A:「わか、った…から!!」
VN:「じゃあ俺のものになって」
A:「それだけは、ダメ…、、んんぅ!!」
VN:「酷い人…っん…、、それでも愛してる」
この人が手に入らない事なんて頭の中では分かってる。
俺達から離れて行く事も、何となく……だからこそ俺のものにして留めておきたい。
叶わないのなら、今この瞬間だけでも愛させて、Aさん。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
いつまでそうしていたかもう分からない程お互い息が上がって顔が赤くなっている。
Aさんに至っては腰を抜かして俺が腰を掴んで抱き寄せている状態だ。
腰は思っていたよりも細く、腕に当たる柔らかい感触に理性がどうにかなりそうだ。
VN:「大丈夫??」
A:「これが、大丈夫に見えます??」
VN:「ぷっ、ごめん愛おしくて止められなかった(笑)」
A:「もう…恥ずかしげもなくよくそんな事が言えますね」
VN:「何度でも言うよ、本気で貴方を愛しています。ほら、今だって」
彼女の手を取って自身の胸に置く。
心臓が破裂しそうな程脈打ってるのが彼女にも伝わったのか目を丸める彼女。
VN:「ドキドキしてうるさいでしょ??」
A:「……はい」
VN:「さっきも言ったけど応えは今出さなくてもいいよ。けどね、それでも貴方を愛している事だけは忘れないで…好きです、Aさん」
もう一度。
触れるだけのキスをする。
VN:「……涙も止まって、良かった」
彼女は何か言いたそうだったけど、「ありがとうございます」とだけ言い俺の胸にしなだれかかった。
ダメだよ、もっと好きになっちゃう。
背中に感じた視線が消えることがない事に気付きながらも、俺は彼女を抱きしめた。
ずっと、ずっとこのままでいたい。
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柘榴(プロフ) - 申し訳ございません、この章で終わる予定でしたがもう少し続きます(T_T) (7月28日 21時) (
レス) @page35 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» ですがここまで長く続けて来られた作品ですので時間はかかりますが完結させたいと思っております、数ヶ月で治る病気ではありませんしいつになるともハッキリ申せませんが必死に治療して完成させたいと思いますので長い目でお待ち頂けたら嬉しい限りです。 (2023年1月17日 20時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます!!更新につきましては私事ながら持病と精神疾患を患っており今現在執筆出来る状態ではないという返答になります……みなみ様の他にも心待ちにして下さる方が居られることを承知しておりながらもどかしくしております。 (2023年1月17日 20時) (レス) @page8 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります！更新しますか？ (2023年1月1日 10時) (レス) @page8 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメント並びにお気遣い頂きありがとうございます!!体に無理のないよう、時間を見つけて執筆していきますので引き続き応援して頂けたら嬉しいです（^ω^ )♪ (2022年7月8日 20時) (レス) id: 5ec9e6be28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柘榴 | 作成日時：2022年7月1日 21時
