…戸惑い.You ページ20
ジョンハンさんにキスされて、今はバーノンさんにキスされて。
身体が言う事を聞かない。
それが怖くて、身を委ねてしまう。
VN:「っ……、、応えてほしいなんて思わない。ただ、涙が止まるまでキスさせて??」
眉を下げ、涙が溜まった目頭に口づけると再び再開されるキス。
ジョンハンさんとは違う、優しいキス。
触れて、離れてを繰り返すだけ。
VN:「好き、大好きだよ」
その度に囁かれる甘い言葉。
VN:「Aさんっ、、…っ」
必死にすがるような声に薄っすら目を開ける。
VN:「行かないでっ、、っ」
A:「っ!!」
彼は泣いていた。
綺麗な茶色の瞳から涙が零れ落ち、私の頬を伝う。
なおもキスは続く。
私も、そんな彼を見ていたら止める気もなくしてしまった。
どうして、貴方が泣くの??
分からない、私なんかのために泣かなくていいのに。
まるで私が居なくなるのを知っているかのような口ぶりにも戸惑いを隠し切れない。
やがてキスは触れて離れてを繰り返し、ついばんでみたり、唇を舌で突いてみたり。
私を求めるキスへと変わって行く。
A:「ん…っ…、、……っ」
VN:「………ごめんね、酷い事して。でも、もっと聞かせて」
舌は唇の中へ侵入することはないけれど、息が出来ない程キスは途切れない。
A:「ば、のさ…っ」
VN:「ん…可愛い、もっと読んで…??聞きたい、ハンソラって」
A:「んぅ、や……」
自分からこんな甘い声が漏れるなんて。
義父と重ねた行為とは違う優しさと慈愛に満ちた行為に溺れる。
ただ、彼の事をハンソラと呼ぶことは出来ない。
それだけはダメ、メンバーの誰かを愛してしまえばSEVENTEENは終わってしまう。
だから、自分の気持ち誤魔化すようにキスを受け入れる。
どんなことがあっても決して諦めたわけじゃない。
私は、SEVENTEENとは決別する。
その代わり、彼とのキスに溺れよう。
VN:「可愛い、大好き」
A:「可愛く、なんか、、っん」
何度も彼は私に愛を囁く。
触れる吐息は耳をくすぐり変な声が漏れる。
それすらも可愛いと彼は言う。
VN:「耳、弱いんだね…気持ちい??」
A:「あ、…やだ…っ、、」
天使のような可愛らしい笑顔の中に色気を感じる。
今度は唇ではなく、耳にわざと音を立ててキスをする。
VN:「ダメ、やめてあげない(笑)」
前言撤回、彼は可愛い小悪魔だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 545人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柘榴(プロフ) - 申し訳ございません、この章で終わる予定でしたがもう少し続きます(T_T) (7月28日 21時) (
レス) @page35 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» ですがここまで長く続けて来られた作品ですので時間はかかりますが完結させたいと思っております、数ヶ月で治る病気ではありませんしいつになるともハッキリ申せませんが必死に治療して完成させたいと思いますので長い目でお待ち頂けたら嬉しい限りです。 (2023年1月17日 20時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます!!更新につきましては私事ながら持病と精神疾患を患っており今現在執筆出来る状態ではないという返答になります……みなみ様の他にも心待ちにして下さる方が居られることを承知しておりながらもどかしくしております。 (2023年1月17日 20時) (レス) @page8 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります！更新しますか？ (2023年1月1日 10時) (レス) @page8 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメント並びにお気遣い頂きありがとうございます!!体に無理のないよう、時間を見つけて執筆していきますので引き続き応援して頂けたら嬉しいです（^ω^ )♪ (2022年7月8日 20時) (レス) id: 5ec9e6be28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柘榴 | 作成日時：2022年7月1日 21時
