…キス.JH ページ18
あいつの作戦を崩すために。
練習室に戻ってきて見えたあいつの笑顔を見たら体が勝手に動いて口付けた。
チュっと漏れるリップ音。
思っていたよりカサついた感触。
何より驚いて閉じれなかった瞳に映った俺が獣の顔をしていたことに衝撃を隠し切れなかった。
JH:「ッ……遅いんだよ、帰ってくんの」
べた付いたグロスは甘い味がした。
目の前には耳まで真っ赤にしたあいつがいる。
いい気味だ、っと思ったのと同時にキスなんて異性相手にしたことがなかったと気づく。
そうか、俺にとって…こいつがファーストキスの相手なのか…。
思っていたより、恥ずかしい。
A:「な、に……っ」
JH:「何って、キスだけど??おかえりの、キス」
にやって笑うと本当に面白いぐらい顔が赤く染まっていく。
VN:「ちょっとジョンハニヒョン…ふざけないでくれる??流石に殴るよ??」
MG:「それには俺も同意、Aちゃんにキスするとか百年早い。俺だって、まだしてないのに」
SC:「いや、その前にAさんが許さないと思うけど」
後から遅れて渋い顔をしたスンチョラと対照的に微笑むシュアが練習室に入ってきた。
JS:「Aさん、僕ともキスしてくれますか??」
A:「お、お断りします…!!!」
JS:「えぇ〜、ハニだけずるい。僕もしたい、この柔らかい唇に」
しなやかで長い指があいつの唇に触れると大袈裟に揺れる身体。
もっと顔が赤くなる。
いいぞ、もっと可笑しく、狂ってしまえ。
それが、俺達の狙いだ。
A:「やめて下さいっ!!貴方達今日、何かおかしいですよっ!!!」
JS:「ふふっ、今まで隠してただけだよ??皆貴方の事を狙っている。そこで悔しそうにしている彼も」
SC:「っ」
JS:「貴方を口説いている可愛い弟達も」
VN:「………」
MG:「チッ……」
JS:「もちろんアピールしてなくても狙っているメンバーは居るよ」
A:「そんなの、あの女と同じ事をっ」
JH:「違う、俺達が好きでやってんの。あんたは大人しく愛されてればいいんだ。覚悟しな??」
もう一度口付けようと手を伸ばせば、それは払われた。
ジンっと手の甲が痛む。
A:「絶対に思い通りにならない……!!!貴方達とはそんなくだらない関係になるもんですかっ!!!」
さぁ、どうだろうな??
生憎俺はあんたみたいな強がりは嫌いじゃない。
JH:「嫌になるぐらい好きにさせてやるよ。もう、本気だから」
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柘榴(プロフ) - 申し訳ございません、この章で終わる予定でしたがもう少し続きます(T_T) (7月28日 21時) (
レス) @page35 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» ですがここまで長く続けて来られた作品ですので時間はかかりますが完結させたいと思っております、数ヶ月で治る病気ではありませんしいつになるともハッキリ申せませんが必死に治療して完成させたいと思いますので長い目でお待ち頂けたら嬉しい限りです。 (2023年1月17日 20時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます!!更新につきましては私事ながら持病と精神疾患を患っており今現在執筆出来る状態ではないという返答になります……みなみ様の他にも心待ちにして下さる方が居られることを承知しておりながらもどかしくしております。 (2023年1月17日 20時) (レス) @page8 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります！更新しますか？ (2023年1月1日 10時) (レス) @page8 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメント並びにお気遣い頂きありがとうございます!!体に無理のないよう、時間を見つけて執筆していきますので引き続き応援して頂けたら嬉しいです（^ω^ )♪ (2022年7月8日 20時) (レス) id: 5ec9e6be28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柘榴 | 作成日時：2022年7月1日 21時
