…計画通り.You ページ17
SEVENTEENとの再開には胸が痛んだ。
今にでも泣いてしまいそうなのを堪え、精一杯笑う。
今まで以上に優しくした。
そうする度に目頭が熱くなる。
ダメだ、泣くな。
折角上手くやってきたんだ、後もう少しで。
早くて3日も掛からず終わる。
彼達には、幸せになってもらわないと。
A:「あれ、居ないんですね最年長組は」
だから、わざと知らないふりをする。
DN:「言われてみれば…最近居なくなるんだよ」
A:「最近??何かあったんですか??」
WN:「理由は分かんねぇけど、間違いなくあんたが体調崩してからは留守にする事が多い」
A:「ふ、気のせいでしょう??」
ウォヌさんとウジさんの視線が突き刺す。
きっと彼らは気づいてる、賢いもん。
でも私の作戦は計画通り進んでいる。
止めようと思っても止められない。
貴方達は大人しく私に守られていればいい。
A:「お陰様でこのようにピンピン生きてますので早くあの三人にも戻って来てもらわなくてはいけませね、全く…」
JN:「そのうち戻ってくるよ!!!それよりAちゃんはどこ行ってたの??」
一瞬問い詰められるのかと勘違いした。
ジュンさんは基本不思議ちゃんだがこういう時に良い意味で空気を読まない。
ウォヌさんやウジさんにも負けていない程賢い。
A:「ちょっと野暮用で故郷に帰ってました」
HS:「故郷ってどこだよ??」
A:「ここから遠い遠い森の奥ですよ」
嘘じゃない、本当に野暮用で故郷とも言える教会へ行っていた。
そもそも私の故郷の場所は知っていても思い出がない。
彼らにも教えようがない。
VN:「あ、ジョンハニヒョン」
A:「え??あ、やっと帰ってき、……っ」
チュっ
何が、起きた??
振り返った瞬間に綺麗な苦手な相手の顔が近づいて。
そのまま唇に柔らかい感触を感じる。
チュっ、ちゅ…ちゅう
身体中が熱い。
私、ジョンハンさんにキスされてる。
いきなりで、嫌いな行為に身体が動かなかった。
JH:「ッ……遅いんだよ、帰ってくんの」
こんな展開、想定外だ。
私のグロスが付いた唇を舐める彼を、ただ見つめる事しか出来ない。
計画は、徐々に音を立てて崩れ落ちて行く。
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柘榴(プロフ) - 申し訳ございません、この章で終わる予定でしたがもう少し続きます(T_T) (7月28日 21時) (レス) @page35 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» ですがここまで長く続けて来られた作品ですので時間はかかりますが完結させたいと思っております、数ヶ月で治る病気ではありませんしいつになるともハッキリ申せませんが必死に治療して完成させたいと思いますので長い目でお待ち頂けたら嬉しい限りです。 (2023年1月17日 20時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます!!更新につきましては私事ながら持病と精神疾患を患っており今現在執筆出来る状態ではないという返答になります……みなみ様の他にも心待ちにして下さる方が居られることを承知しておりながらもどかしくしております。 (2023年1月17日 20時) (レス) @page8 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります!更新しますか? (2023年1月1日 10時) (レス) @page8 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメント並びにお気遣い頂きありがとうございます!!体に無理のないよう、時間を見つけて執筆していきますので引き続き応援して頂けたら嬉しいです(^ω^ )♪ (2022年7月8日 20時) (レス) id: 5ec9e6be28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柘榴 | 作成日時:2022年7月1日 21時