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うっしーが不思議そうにしているのが見えたけど、今はそれよりもTwitter相互の真実をコイツに聞かなければ落ち着かない。
今冷静に考えれば、この時何でこんなにムキになっていたのかは俺自身さっぱりわからないけど…
それはガッチさんも同じだったようで、さっき俺がしたみたいにスマホをずいっとキヨに見せている。
「みぃちゃんと相互してるの、何で?俺には返してくれないんだよ、彼女…!」
ガッチさんが何処か悔しそうにも寂しそうにも聞こえる声音で問い掛ければ、キヨはその画面を覗き込んで軽く頭をかいた。
「………あー……それか…」
言いにくそうにそう小さく唸って(言いにくいというよりは、言いたくないだけかもしれないが)キヨはぼそりと呟いた。
何となく理解したらしいうっしーは何も言葉を発さず、俺達と一緒にキヨの次の言葉を待つ。
「たまたま………本人に会って、さ。その時にフォローして良いか聞いたらその場で俺の事もフォローしてくれて…」
ぽそり、ぽそり。
俺達に視線を向けないままで言うキヨの頬は少し赤くなっていて、珍しいなと思う。
でも付き合いの長いキヨのそんな珍しい姿を見れば嫌でもピンと来るというものである。
それはその場で見ていた他の二人も同じようで。
(ああ、コイツ惚れたな)
とキヨ以外の三人の気持ちが珍しく一つになった瞬間だった。
その後うっしーもみぃをフォローして、当の本人が家で驚いたのはまた別のお話。
ちなみにキヨがこの日の収録後にその事に気付き「何でお前らまでフォローすんだよっ!!」と言ったとかなんとか…
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閑万(プロフ) - 翔乃さん» うわあぁ!コメントありがとうございます、翔乃様…!!まさかこの様な作品にこんなにも素敵なコメントを頂けるなんて思っておりませんでした。キュンキュンしたのすでの方です…!ありがとうございます、日々少しずつ書き溜めておりますので…お待ち頂けると幸いです… (2023年2月3日 23時) (レス) id: 7197de9df7 (このIDを非表示/違反報告)
翔乃(プロフ) - リアルで起きていることではないはずなのに、なんだかとてもリアルさを感じる作風がとても好きです。小説の中のキヨくんに何度キュンキュンさせられたか! お仕事されながらの両立は大変かもしれませんが気長に更新を楽しみに待っています! 頑張ってください! (2023年2月3日 17時) (レス) id: 859fd3194a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:閑万 | 作成日時:2023年1月4日 10時