【d!】I love you, my medicine♡【短編集】 (ページ8)

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記憶喪失〘橙〙ページ8

嗚呼俺の愛しの先輩♡

俺は先輩のために毎日見守りをしてるんや！

先輩が変な奴に絡まれてたら助けるし。変な虫がつかんよう見守ってる♡

でもこの前注意された

なんでや？

俺は先輩を守ってるだけで、危害なんてなに1つ加えてない

なのになんで俺を拒むんや？

『チーノくんさ、そういうのちょっと気持ち悪い』

俺はその時苦笑いすることしかできなかった

まあやめはしないけど

ﾋﾟｭｰﾝﾄﾞｫﾝ

車の音とともに先輩が軽く飛ばされた

あーあだから言ったのに、

先輩はやっぱり俺がいないとだめやんか♡

急いで先輩の元に駆け寄り偽りのカオをする

ci「先輩ｯ？ねえA先輩ｯ」

案の定怪我という怪我はしていないみたいで目を開けた

ci「よかったぁ、先輩、心配したんすよ？」

自分でも気持ち悪いほど甘ったるい声を出す

『え、、君誰？』

その返答はあまりにも予想外のもので驚いた

ci「え、、先輩、忘れちゃったんすか？」

俺の存在を？ワスレタ？

ふふふっ

ci「そうすか、」

これは俺にとってチャンスやと思った

ありもしないでたらめ情報を先輩に流し込んで俺のモノにできるから

ci「先輩、俺らは、」

『どんな関係だったの？私の名前は？私の両親は？なにもわからない、、』

ci「先輩、俺らは恋人ですよ。それで、」

ci「同棲してるんすよ、、結婚の約束もしたじゃないすか？」

お得意の偽りの表情をして同情を買う

なんていい機会なのか

俺の愛しの先輩を俺のモンにできる

俺だけの、先輩に、

今までの思い出が消えたのは悲しいけど

また新しい思い出を創ってけばええよな♡