【d!】I love you, my medicine♡【短編集】 (ページ18)

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行き過ぎた想い〘紫〙ページ18

嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼

なんで！なんでなんや！！！

なんでAは俺のモノにならない！

俺はこんなに彼女を愛しているのにｯ

俺らは想い合ってないんか？？？

そんなわけないよな俺のこと好きよな？？？

だよな？？？きっと、、そうやろ？？？

なのに、なんで俺の言うことが聞けないんや、、

なあなんでなんや

俺のとこ好きなら、愛してるなら、俺の言うことなんでも聞けるやろｯｯ

だって俺は君に言われたらなんでもできるで？

人殺してこい言うなら殺すし

女の連絡先すべて消してもええ

スマホ捨てろ言うなら捨てる

ほんまになんでもできるんや

なのにｯなんでAは俺の言うこと聞けへんの

なら、いっその事......

syp「Aｯ」

『なに』

『なにしてんの』

俺は自分の首にカッターをつけつけ彼女に言う

syp「Aは俺のことなんも聞けへんし、俺のことどうでもいいんやろ。だったらもう死ぬわ」

『いや、馬鹿なことしないで今すぐにそれを下して』

声を荒げるA

いつも冷静沈着なAが声を荒げるなんて珍しい

俺に死んでほしくないんやな。俺が好きやから傷ついてほしないんやな

嗚呼やっぱりAは俺を愛してるやな♡

syp「A。俺のこと好き？」

『好きだよ！』

syp「愛してる？」

『愛してるッ愛してるからその手を下ろして』

syp「そおか」

syp「俺の言うこと聞ける？」

『聞ける！聞けるよ！』

ははｯ言ったな？

そっと首に添えてたカッターを彼女に渡す

力を込めすぎたのか首から赤いのが少し垂れた

syp「あははｯ力入れすぎちゃったか」

『……』

なにも言わず無言で俺を睨むA

なんで睨むんや？

俺はなんも悪いことなんかしてないのに

嗚呼カッターに力込めすぎて血出したことに怒ってるんか

syp「Aっ大好きやで？だからもう俺をこんなに不安にさせへんで」

『私はショッピを不安にさせてたの？』

syp「嗚呼」

『そっか』

そういうとこやで？冷たいねん、Aは

syp「んじゃあ男の連絡先すべて削除してええ？」

『いいよ』

もう諦めたかのように俺の言うことに従順なA

syp「インスタ共有してええ？」

『いいよ』

俺のいうことに抵抗などしなくなった彼女は。。。ロボットのように俺の言うことを肯定した