【d!】I love you, my medicine♡【短編集】 (ページ17)

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A side

私は知っている

シャオは時々自分に好意を持っているのか不安になって子犬のように寄ってくる

『ちょ今忙しい』

なんて冷たく返せば

sya「なんでそんなこと言うん。俺のこと嫌いなん」

って泣きそうな顔して言ってくる

私はこのシャオの顔が好きだ

シャオの顔は中世的で。。。なんていうか女の子みたいな顔立ちだ

女の子の泣いてる姿って美しいじゃん？

そんな感じだ

シャオの泣いてる顔は私にとって最高なのだ

そんでもって

『シャオ、、ごめん。泣かせるつもりはなかったん。ごめんね、大好きだよ。だから泣かないで』

なんて甘いこと言ったら

sya「ははっそうやんな？Aは俺のこと大好きやもんな、、俺らは相思相愛やもんな！」

なんて泣きそうだった顔が一気に明るくなる

この顔の落差が私は大好きだ

趣味が悪いと思われるかもだけど

可愛くて可哀そうで無様なシャオの姿には惹かれるのよ

嗚呼だから私にもっとその顔を見せて

私の言うことを聞く賢いわんちゃん

このわんころを手なずけられるのは生涯で私だけだよ♡

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〘境界性パーソナリティ障害〙でした
境界性パーソナリティ障害･･････拒絶されたり見捨てられたりすることを恐れますが、その理由の1つは孤独になりたくないからです

シャオは貴方に見捨てられるのを拒絶していますが、貴方はシャオの悲しんでいる顔を見るのが大好きでわざと嫌がることをしています。
シャオは捨てられない為に、貴方はシャオのいろんなカオを見るために。。。お互い奉仕します。