【d!】眠る姫を起こす王子は？【Ⅱ】 (ページ18)

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27,甘えちゃだめ! ページ18

それにしても良く寝たぁ

実を言うと最近睡眠の質が下がっていて、いい睡眠が出来ていなかった
だから久しぶりによく寝れてぺ神にはとても感謝している

レオ「A様！大丈夫でしたか」

『ああ、うん平気平気！私はこの通りぴんぴんしてるよ』

レオ「そうですか、よかったです。昨日はあまり話せなかったので心配でしたが、元気で何よりです」

『心配ありがと。食事しに行ってくるから、また後で』

そう言ってこの場を去る

機嫌が良いのでスキップをしながら歩いたり鼻歌を歌ってると、

ﾄﾞｫﾝ

痛ったぁ

tn「A！？すまん、怪我人なのにどこか痛むか?ふらついたりなんかないか？」

トントンは過保護だ
ちょっとぶつかったぐらいで痛いわけない

『平気だよー。てか、その服？！ごめん、私のせいで汚しちゃった』

御盆の上に置かれた御粥?とスープ
とても体によさそうで病人に食べさせるようなメニューだ

tn「ん？あー別にええで。あとで着替えるし。

それより今からぺ神のところにAの食事持ってこうと思っとたんやけど…部屋に持ってったほうがええ？やんな」

やっぱりとても気が利く

『ほんとにありがと。でもまた行ったり来たりは悪いから、大広場でシュフになんかもらってくるよ』

それにもう一回トントンに食事を作らせることになる
そんな勿体ないし時間の無駄なことさせられない

私と違ってトントンは忙しいのだから

トントンも最近睡眠とれていないのだろうか
ゾムとかシャオちゃんも言っていたし、前よりクマが増えているような気がする

tn「だめや。Aにあいつらと同じ食事を食べさせるなんて言語道断」

そんなにだめなの

『トントンに苦労かけてばっかで私が嫌なの』

tn「なんも迷惑じゃあらへんし、むしろ俺以外の飯食うほうが嫌な気分になる...」

ｼｭﾝと下を向いて悲しそうにする

『は、はぁ？でも...』

tn「じゃあAさ、飯もう一回作ってくるから」

『いや、そんな、、じゃあ私も今度手伝いする！』

やっぱり全てトントンにやってもらうのはダメな気が、
いや普通にダメだ

tn「手伝い？それ料理以外でもええやつ？」

『え、料理以外？』

いろいろと嫌なめに合ってるから気が引けてしまう