検索窓
今日:8 hit、昨日:8 hit、合計:1,523 hit

転校生の時間 2限目 ページ9

カッカッカッ
烏「皆知ってると思うが、転校生を紹介する…。ノルウェーから来た自律思考固定砲台さんだ。」
自「皆さま、よろしくお願いいたします。」
うぁぁ、烏丸先生も大変だな…。
そんな中、一つの笑い声が聞こえた。
殺「プークスクスクス」
烏「お前が笑うな、同じイロモノだろうが!いっておくが、彼女は、思考能力(AI)と顔を持ち、れっきとした生徒として登録されている。彼女は原さんの後ろ(あの場所)からずっとお前に銃口を向けるが、お前は彼女に反撃できない。生徒に危害を加えることは許されない。それがお前の教師としての契約だからな。」
殺せんせーを暗 殺するためなら、なんでもありだな。
殺「なるほど、契約を逆手に取ってなりふり構わず機械を生徒に仕立てた…。いいでしょう、自律思考固定砲台さん。あなたをE組に歓迎します!」
自「よろしくお願いします。殺せんせー。」
こうして、自律思考固定砲台さんは、クラスの一員となった。
しかし、俺には気掛かりなことが一つある。彼女がいるのは原さんの後ろ。つまり、俺の隣なのである。外見には銃らしきものは見当たらないが、一体どこから銃が出てくるのか、前からなら原さんが、横からなら俺の席は危険な場所になるはずだ…。願わくば後ろから出てきてほしいものだが、先ほどから嫌な予感がずっとしている。

一限目 国語の時間
自律思考固定砲台さんの初の攻撃があった。
最初は普通に授業をしていたのだが、隣から電子音がしたと思ったら、バコンッと音がして俺は、
『うぉぁ!!』ズテン
と、椅子から転げ落ちた。
潮「やっぱり!」
杉「かっけぇ!!!」
と言う声がしたが、そのあと、自律思考固定砲台さんから出された銃の連射が行われた。
殺「ショットガン4門、機関銃2門、濃密な弾幕ですがここの生徒は当たり前にやってますよ。それと、授業中の発砲は禁止ですよ。」
といい、一つの対先生BB弾をチョークで弾き飛ばした。
自「気を付けます。続いて攻撃に移ります。弾道再計算、射角修正、自己進化フェイズ5-28-02に移行」
え!?この子先生の話聞いてた!?まだこれ続くわけ!?俺まだ椅子に座り直せてないのだけれど!?
殺せんせーの方を見ると、シマシマ模様になり
殺「こりませんねぇ」
と、対先生BB弾を交わして、再びチョークで弾いたはずだった。いや、確実に弾いていた。しかし、目に映るのは黒板についた弾き飛ばされた先生の指と、持っていたチョークが床に落ちるところだった。

転校生の時間 3限目→←転校生の時間



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シズク | 作成日時:2020年5月17日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。