転校生の時間 5限目 ページ12
自「…そう言われて理解しました、殺せんせー。クラスメイトの利害までは考慮していませんでした。」
殺「ヌルフフフ、やっぱり君は頭がいい。で、これをあなたに作ってみました。アプリケーションと追加メモリです。」
『って!それ作ったの俺だから!何1人で手柄取ろうとしてんだよ!このタコ!』
そう、殺せんせーが、取り出したのは俺が昨日徹夜して作った、アプリケーションと追加メモリだった。
殺「にゅや!先生が昨日頼みに行かなきゃ、Aくん作ってないでしょ!?」
いや、まぁそうなのだが…。
自「…あの、失礼ですがあなたは…?」
え、この子マジで言ってる?
『えっと、隣の席の暁Aなんだけど…。もしかして、先生の情報しか入ってない感じ?』
自「いえ、クラスメイトの情報は入っています。その中にはいなかったので、ずっと気になっていました。」
え、俺の情報だけ…ってそうか。
『俺は急遽転級してきたから、情報がないのか。それじゃぁ、自己紹介からいこうか。俺の名前は暁A。そのアプリケーションと追加メモリを作ったものです。ウイルスとか入ってないから受け取ってほしいな。ちなみに出席番号で言うと君の前になるからよろしくね。』
自「よろしくお願いします。暁さん。アプリケーションと追加メモリを入れることを承認します。」
彼女がそう言うと、殺せんせーは、データを彼女につなげた。
殺「クラスメイトと協調して射撃した場合の
自「異論ありません。」
殺「暗殺における協調の大切さが理解できたと思います。どうですか、皆と仲良くなりたいでしょう?」
自「…方法が分かりません。」
まぁ、理解しても最初の一歩って分かんないもんな。でも、
殺「おまかせあれ、ご覧のとおり準備は万端です。」
『こっちもね』
そういって、俺たちは彼女の目の前に色々な道具を置いた。
自「…それはなんでしょう…?」
殺「協調に必要なソフト一式と追加メモリです。」
『あとは、やってく最中で追加する方があるときに必要な道具かな?』
殺「危害を加えるのは契約違反ですが、性能アップさせることは禁止されてませんからねぇ」
殺せんせーは彼女の後ろを開け、中から改造を始めた。俺は、自分のパソコンを繋げ、データの改造を始める。
自「なぜ、こんなことをするのですか、
殺「その答えは簡単ですよ…」
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作者名:シズク | 作成日時:2020年5月17日 20時