試しの時間 ページ5
？「おい、イリーナ。朝から職員室の前でうるさいぞ。」
そう声をかけてくれたのは、昨日聞いた覚えのある声だった。
イ「聞いてよ、烏間！この子、めっちゃいい子よ！」
そう言い、俺を前に突き出したイリーナ先生。
烏「あぁ、キミか。さわがしくして済まなかったな。」
『あ、烏間先生、遅くなって申し訳ありません。』
俺は時計を確認すると、7時10分になっていた。
烏「気にするな、どうせ、イリーナに捕まってたのだろう。それより、体操服は持ってきているか？」
この先生のイリーナ先生の価値って.......
『はい、持ってきてます。そういうってことは、着替えてきた方がいい感じですかね？』
烏「あぁ、頼む。終わったら、校庭に来てくれ」
俺は、教室へ急ぎ、体操服に着替えて、烏間先生の待つ校庭へと急いだ。
烏「今から、俺と模擬戦を行ってもらう。条件は俺にナイフを当てること、以上だ。なにか質問はあるか？」
『何をしてもいいんですか？』
烏「あぁ、まぁ、死なす行為などは禁止だがな」
『分かりました。』
烏「他に質問は無いのか？」
『はい』
だって、あなたのこと、あるもの使ってだいたい分かっちゃったし。
烏「わかった。それでは、模擬暗殺開始！」
俺は、その声を聞くのと同時に走り出す.......
のでは無く、その場に留まる。
烏「なんだ、来ないのか。怖気付いたのか？」
なるほど、随分と油断してくれてるね
『烏間先生こそ、僕だけに夢中でいいんですか？』
そう言いナイフを真上に投げる。
烏間先生は、ナイフに意識を移した。
いや、移させたが正解か。
俺は気配を消し移動した。
烏「どういう.......！？」
烏間先生は俺を見失う。
その隙に後ろに回りこみ、背中を刺す。
ﾄｽ
烏「！？.......まさか、ここまでとは、俺の負けだ。」
模擬暗殺は俺の勝ち。でも.......
『今回は、烏間先生が、模擬戦という戦いだから、油断を誘えましたが、あのタコには難しいと思います。今回は、勝てましたが次こうなるとは思いません。』
今回は、油断を誘い、烏間先生を攻撃できたが、どうなるか分からない。
こうも上手くいったのは、条件が色々と揃っていたから、あのタコにも聞くとは到底思えない。
殺「タコとは酷いですね。先程は殺せんせーと呼んでくれたのに。それにしても、視線をそらさせるというのは考えましたね。」
烏間先生と会話してたら、あのタコ.......殺せんせーがやってきた。
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シズク(プロフ) - カナタさん» ご指摘、ありがとうございます。訂正完了しました。応援ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年5月7日 18時) (
レス) id: fc94a9521c (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - 集会の時間のとこの最後E組じゃなくてA組になってます。コロナ大変ですけど更新頑張ってください！！ (2020年5月7日 16時) (レス) id: bcb2c7d828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2020年5月1日 4時
