強化勉強の時間 ページ29
次の日
1時間目が始まると同時に殺せんせーが、大量に分身し始めた。
大量の殺せんせー「さて皆さん、始めましょうか」
クラス「いや、何を.......」
ほんと、この先生は何を考えてるかわからん。
殺1「中間テストが迫ってきました」
殺2「そうそう」
殺3「そんなわけでこの時間は」
全殺「高速強化テスト勉強を行います」
と言った直後、殺せんせーは、全員の机に移動した。
殺1「先生の分身が1人ずつマンツーマンで」
殺2「全員の苦手科目を復習します。」
えっと、つまり、この教室には27人もの分身がいるってことか？良くもまぁ、そんなに分身したな。
すると寺坂くんが
寺「くだらねぇ、ご丁寧に教科別にハチマキとか.......って、なんで俺だけナル〇なんだよ！」
寺殺「寺坂くんは特別コースです。苦手科目が複数ありますから」
というやり取りをしている。特別コースでナ〇トって.......。
殺せんせーは、国語6人、数学8人、社会3人、理科4人、英語4人、〇ルト1人に、分身している。
え？26人分しかいないって？
だって.......
『殺せんせー？なんで俺だけ、ただの数学じゃなくて、鬼数学ってなってるの.......？』
俺が恐る恐る聞くと、殺せんせーは、
暁殺「だって、徹くん、烏間先生に昨日のこと、報告しましたよね？報告してくれたお礼です。」
ニコッとしているが、目が笑ってないよ、目が
なるほどね、昨日のことで怒ってらっしゃるのね....。いや、だって近所迷惑だし、国家機密が、外で騒ぐほうがいけないんだし、俺、何も悪いことしてなくない？
暁殺「それに、今朝烏間先生にこっぴどく怒られましたんで、少しストレスが溜まってます。」
そのストレスを生徒で発散するなよ！
そんなやり取りをしながらも、数学は教えてくれた。まぁ、鬼って言うだけあって、レベルは高いわ、範囲外まで突っ走るわで、ついていけるか心配だったが、意外といけるもんだね。殺せんせー、教え方上手いし。
その日の授業はほとんどテスト勉強だった。
数学の他にも、理科、国語を教えてもらった。
まぁ、全部鬼って言葉が前についてきたけど...。
暁殺「君は吸収が早い。明日は残りの強化もやっていきましょう。」
最後に殺せんせーはそう言った。
俺は教室で残って勉強をしていた。
外では渚くんとかが掃除をしていた。
渚くんたちが帰ったあと、教室で勉強しているのも、気分がのらなかったので、俺も帰ろうと席を立った。
教室を出ると、職員室の中を覗くように立っている渚くんの姿が見えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シズク(プロフ) - カナタさん» ご指摘、ありがとうございます。訂正完了しました。応援ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年5月7日 18時) (
レス) id: fc94a9521c (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - 集会の時間のとこの最後E組じゃなくてA組になってます。コロナ大変ですけど更新頑張ってください！！ (2020年5月7日 16時) (レス) id: bcb2c7d828 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シズク | 作成日時：2020年5月1日 4時
