実力の時間 ページ24
集会が終わったら、体育があった。
そこで、烏間先生から、もう一度実力を試したい。と言われた。時間は3分間。
んで、今、俺と烏間先生はお互いに準備していて、周りにはクラスメイトで囲まれていた。
俺は、左右の太ももの脇にナイフをセットする。
軽く体を動かし、相手を観察する。
烏「暁くん、準備はいいか？」
『はい。いつでもいいですよ。』
烏「それでは、開始！」
俺は、ナイフを右から1本取り、構える。
まずは、ナイフで数撃攻撃を仕掛ける。
しかし、これは簡単に躱される。
烏「この前みたいに、様子を見るわけじゃないんだな。」
『この前は不意をつくためのものでしたから、今回は完全警戒されてては、無理に等しいでしょっ！』
俺はそういい、再びナイフを向ける。
そこから、残り1分になるまでは、当てに行くが全て避けるか、さばかれる。
残り1分の合図で俺は烏間先生から距離をとる。
烏「？どうした、もう降参するか？」
『そんなわけないでしょ。攻撃方法を変えるだけですよ。』
俺はそういい、左のナイフを持ち、クナイを持つように、両手で、ナイフを構える。
『いきますよ！』
俺は、そのまま走り出す。まずは正面に一撃。それをかわされるが、俺はそれをよんでいた。体をひねるように左のナイフを烏間先生に振り下ろす。それを弾かれ、その反動を使い右のナイフで攻撃する、という、相手の行動を利用して、攻撃する手段をとった。ほとんど、勘で動いてたから、烏間先生の動きに合わせるのに苦労した。結局、3分がたち、一撃もナイフを当てられなかった。
烏間先生からは、
烏「さすがに残りの1分は俺も疲れたよ。」
と言われたが、ナイフを一撃も当てられず、息をあげてない人から言われても、嬉しくはない.......。
終わったあとは、他のみんなはナイフの訓練に戻ったが、奥田さんと、杉野だけは俺のところに残っていた。
『やっぱり当たらないよな.......。厳しいや.......。』
奥「しょ、しょうがないですよ。相手は烏間先生ですし。」
杉「そうだぜ！まだ、訓練も始めてないで、これだけ動けるんだから、徹はすげーよ！」
俺は、この2日間見学という感じで訓練を見ていたから、実質今日が初訓練なんだ。
孤独じゃないのは、この2人は打ち解けてくれているから、ありがたい。
奥「みなさんも、もっと暁くんと、話せばいいのに。」
『しょうがないよ。急遽来たA組の生徒なんだし、杉野はいいとして、奥田さんが、打ち解けてる方が皆意外って思ってるんじゃない？』
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シズク(プロフ) - カナタさん» ご指摘、ありがとうございます。訂正完了しました。応援ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年5月7日 18時) (
レス) id: fc94a9521c (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - 集会の時間のとこの最後E組じゃなくてA組になってます。コロナ大変ですけど更新頑張ってください！！ (2020年5月7日 16時) (レス) id: bcb2c7d828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2020年5月1日 4時
