秘密の時間 4限目 ページ16
烏「君にいくつか質問いいか？」
烏間先生が聞いてきた。
『はい、大丈夫ですよ。』
烏「まず、その触手は、どうするつもりだ。」
『殺せんせーを暗殺するのに必要だと言うなら、使うつもりです。ですが、出来ればクラスのみんなにはバレたくない。防衛省の指示には従うつもりですが、クラスの仲が悪くなるのなら俺は、この力を使うことはまず無い。ただ、クラスメイトが危険に感じたら、仲間を守る為に、この力を使うと思う。』
この力を使うかどうかは別として、クラスメイトは、仲間は絶対に守る。このクラスは居心地が良い。それに、あぐり姉が、殺せんせーに託したクラスだ。俺も、あぐり姉が守ろうとしたものを守りたい。
烏「わかった。次に、このクラスで暗殺をするにあたり、みんなと協力する気はあるか？」
『協力？しないとこんな素早いタコ暗殺できるとでも？笑。そんなんなら、他の誰かに暗殺されてるはずです。それに、このクラスは、各々に特徴を持っている。杉野は野球が好きだからそれに合う暗殺や、身体の身のこなしがある、赤羽くんは、相手の挑発や煽り、奥田さんは、化学が得意と聞いたことがある。それなら、毒物とかの暗殺をするにはもってこいだろう。他の人も、何かしらを持っている。それを、かけあわせて、追い詰める。それに、みんなといると楽しそうだし。』
このクラスの各々の実力はまだ、分からない。昨日今日でわかるような感じはあまりしない。特に潮田渚。彼は、無害。そう言えるような、暗殺とは無縁のように感じる。ただ、杉野から聞いた話だと。殺せんせーを、油断する間合いまで忍び込み、手榴弾で攻撃したとか。失敗に終わったらしいが、それでも、殺気を隠して移動したのだろう。だとしたら、とんでもない化け物かもしれない。
烏「最後の質問だ。君は俺たちの味方か？」
この質問に俺は、肩を揺らした。
それは、どういう意味だろう。殺せんせーを暗殺できるかという意味か？それとも、このクラスに害を及ぼすものかという意味か？どちらにしろ
『味方ですかね？今のところは。このクラスで学んで、どう心変わりするかはその人次第でしょ？でも、今は、殺せんせーを暗殺するつもり。』
その答えにほっとしたのか、烏間先生は優しく
烏「わかった。明日からの授業も、今まで通りよろしく頼む。」
そういい、烏間先生の質問は終わった。
その後、イリーナ先生から質問されまくったのは、察して欲しい。
家に帰ると疲れてたのかベットに入り、眠りについた。
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シズク(プロフ) - カナタさん» ご指摘、ありがとうございます。訂正完了しました。応援ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年5月7日 18時) (
レス) id: fc94a9521c (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - 集会の時間のとこの最後E組じゃなくてA組になってます。コロナ大変ですけど更新頑張ってください！！ (2020年5月7日 16時) (レス) id: bcb2c7d828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2020年5月1日 4時
