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みんなが帰ったあと、私は台所に使った皿を置いて、携帯を見た。
パスコードを入力して、ロックを解除するとメッセージアプリの方に通知が二通来ていた。
期待を胸に、メッセージアプリをタップするとそこには期待通り将人さんからのメッセージが来ていた。
神谷綺麗ですね、花お好きなんですか?
神谷もし良ければ、今度一緒に見に行きませんか?
『え、えぇえ！！！』
なんとも言えない気持ちをどうにかするために、私はスマホを抱きしめた。
何だ、私。めちゃめちゃ恋してるじゃん。
そんなことを考えているうちに、無意識にメッセージを返していた。
Aお花、ぜひ見に行きたいです!一緒に行きましょう!
『うわ…！送っちゃった…！！』
1人でスマホを両手で持ち悶えていると、スマホが振動し始めた。
私は、床を向いていた顔を上げてスマホの画面を見た。
そこには“黒島沙和“と書かれていた。
私は、何があったんだろう？と思い通話マークをタップした。
『もしもし？どうかしたの？』
「今すぐ話したいことがあるから部屋に来てくれる？」
『うん！分かった！』
そう言い、通話を切ると私はそそくさと部屋から出てエレベーターで沙和の階へと向かった。
ピンポーン……
ガチャッ…
「A、入って入って！」
私は頷いて部屋に入ると、目の前にある椅子に沙和が座ったのを確認して私も座った。
「急に呼び出してごめんね？」
『ううん！何かあったの？』
「この前話した男の人について思い出したことがあって…あ、飲み物用意するからちょっとまっててね」
そう言われ、私は『お願いします』と言い、何もすることがないので部屋を見渡しているとテレビ台と壁の隙間に何か違和感を感じた。
私は立ち上がってその方へと向かう。
「…A？？」
『沙和、忍と翔太さん呼んでくれる？』
「う、うん。分かった！」
翔太さんと忍と沙和でまた集まった。
「…盗聴器？」
『はい、多分忍も見たらすぐ分かると思うんだけど…』
「うん。…こっちがうちで使っているよくあるタイプです。それに比べて、こっちの方は左右対象じゃないんです」
「へぇ…黒島ちゃん、何か心当たりは？」
そう言うと、忍がまたあの男の写真を私達に見せてきた。
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雫(プロフ) - うみさん» コメントありがとうございます！ 更新する度に楽しく読んで下さりありがとうございます！更新ができない時もありますが、最後までよろしくお願いします！ (2019年9月19日 18時) (
レス) id: b513cb94f0 (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - 更新される度に楽しく読ませてもらってます！これからもムリせず更新頑張ってください！ (2019年9月16日 20時) (レス) id: 916f75cb10 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。「空いてますよ」ではなく、「開いてますよ」です。 (2019年9月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 無さん» コメントありがとうございます！この小説を好きと言って貰えて嬉しいです！更新、頑張ります！ (2019年8月31日 7時) (レス) id: b513cb94f0 (このIDを非表示/違反報告)
無 - こんにちわ！この小説好きです！更新待ってますね！ (2019年8月30日 22時) (レス) id: 06b55d11a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫 | 作成日時：2019年8月22日 22時
