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ひまわり畑から帰ってきた、私と翔太さんと沙和と忍は私の部屋に集まった。
「高校時代からの同級生らしいんですけど。明らかに怪しかったんです。大学でもずっと黒島さんを見てるし」
私は台所で、紅茶を入れながら話を聞く。
「高校から一緒って事は……すでにベテランのストーカーじゃん！」
「こいつが突き落とした犯人なんじゃないかって聞いたんですけど、何年も振り返ると居る割に何もされたことがないって。人づてに黒島さんのボディーガードだってその男が言ってるのを聞いたって言ってました。」
『へぇ…怖いね』
私は、冷蔵庫から近くの美味しいケーキ屋さんで買ったフルーツタルトを取り出して4人分の皿に置いた。
「僕らの存在が刺激してるのかなって思ったんですけど、前に彼氏ができた時もポストにおめでとうって手紙が入っていたらしく…黒島さんは危害を加える人ではないと言っているんですけど……。黒島さんの受験する大学をこっそり調べて受験してるぐらいなので普通ではないですよね」
「全然普通じゃないよ！危ないよ！」
「ですよね……。入院中も何度も来てご両親に容態を聞いていたようです。」
「はぁ……。理系の人ってどこか抜けてんだよな」
確かに。と私は笑って机に、4人分のフルーツタルトと紅茶を置いて座った。
3人がありがとうと言うと忍が引き続き話した。
「なんにせよ…黒島さんの件は一連の笑う遺体とは少し手口が違う気がします。」
「うん…それで言ったら甲野さんもおかしいんだよね」
『交換殺人なら、殺す番だったのは菜奈さんのはず』
「笑って死んでたならまだ繋がりは見えてくるんだけどさ……」
私は静かに頷いてフルーツタルトに入っているいちごをフォークで刺して、口の中に放り込んだ。
甘さがちょうど良くて、かんでる時に果肉がしっかりしている感じがしてとても美味しい。
今度将人さんにもおすすめしてみようかな。
『…』
将人さんの事を考えると、何だかショートケーキに付いているいちごを最後に食べた時のように胸がきゅうぅっとなるのだ。
今している交換殺人ゲームの推理と、この気持ちの推理は等しく難しい。
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雫(プロフ) - うみさん» コメントありがとうございます！ 更新する度に楽しく読んで下さりありがとうございます！更新ができない時もありますが、最後までよろしくお願いします！ (2019年9月19日 18時) (
レス) id: b513cb94f0 (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - 更新される度に楽しく読ませてもらってます！これからもムリせず更新頑張ってください！ (2019年9月16日 20時) (レス) id: 916f75cb10 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。「空いてますよ」ではなく、「開いてますよ」です。 (2019年9月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 無さん» コメントありがとうございます！この小説を好きと言って貰えて嬉しいです！更新、頑張ります！ (2019年8月31日 7時) (レス) id: b513cb94f0 (このIDを非表示/違反報告)
無 - こんにちわ！この小説好きです！更新待ってますね！ (2019年8月30日 22時) (レス) id: 06b55d11a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫 | 作成日時：2019年8月22日 22時
