59.3年後 ページ12
No side
あれから3年後、あの3-Aが集まっていた。
今日は三回忌ということで、みんなで魁皇高校に集まった。
宇「懐かしぃ 〜 !! 」
河「 ねぇ !! 」
石「 おっ、久しぶり !! 」
宇「 久しぶり。」
石「 お前らなんも変わってねーな !」
宇「 いや、あんたもね。
あっ、ねぇ介護士の資格とったんだって ? 」
甲「 ダンスは仕事しながらでもできる。」
宇「え 〜 大人になったじゃん !! 」
甲「 昨日のようなことだけど
あれからもう結構たつんだよなぁ 。 」
宇「 うん .. 行こっか !! 」
石「 おう !! 」
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中ではお互いの近状報告をし合っていて
お互いの進んでる道を笑顔で語り合っていた。
甲「にしても、こいつらは本当に最後まで同じだったな。」
諏「隼人が入る隙間なしだったじゃんね。」
甲「うるせえよ。」
クラスはしんみりとした空気に包まれる。
水「2人がいたから、今の私たちがいるんだよね。」
A、柊。
その間には、2人のツーショットの写真が飾ってある。
宇「本当に、最後までお騒がせな2人だったしね。」
魚「途中で病室抜けるし。」
里「先生は、宣告されてた余命の2倍生きるし。」
熊「葬儀は、二人の希望で同時にするし。」
ほんと、意味わかんない2人だったよね。
でも、そんな2人が安心だよね。
笑い合う中、逢沢は澪奈、そしてAと柊のドキュメンタリー(後半ただただA達がラブラブしているだけ)を、流し始めた。
. . . . .
景[A〜!]
貴[??]
景[優勝したよ!]
貴[おめでとう〜!!!!!!
やった!!!!!!!!!!]
みんなが微笑ましく見ている中で、茅野も遅れて参加する。
みんなもそれを自然と受け入れ、ドキュメンタリーを見る。
澪奈の映像が出てきても誰も目を背けることなく笑顔で見つめていた。
すると、突然映像が変わって柊の顔が写った。
柊[おい、何撮ってんだよ逢沢。]
笑顔で病院の服を着ている柊は言う。
その横からAが出てきてぱっちりとした目が特徴的な顔をドアップで写った。
貴[あー、また撮ってる。]
逢[近い近い。]
宇「二人とも、ひと回り小さくなったよね。」
それを聞いてみんなも頷いた。
貴[あ、実は今日から家に帰ってもOKになりましたー!]
ねー?一颯!
そう言う彼女の顔は幸せで満たされていた。
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雫(プロフ) - 15猫さん» 何度も読み返していただけてるとは...!ありがとうございます。これからも愛読して下さると嬉しいです。 (2021年4月5日 15時) (レス) id: 443525fccc (このIDを非表示/違反報告)
15猫(プロフ) - 素敵な作品で感動しました!何度も読み返してます! (2021年4月2日 23時) (レス) id: 6f86e31a74 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - ソーセージさん» こちらこそ、素敵な感想ありがとうございます!落ち着かない世の中ですが、体調に気を付けてお過ごしください! (2020年4月5日 15時) (レス) id: 443525fccc (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 蒼炎さん» 返信、かなり遅れてすみません!私の作品を読んでいただきありがとうございます!面白いという言葉、とても嬉しい限りです!これからも、最高の作品を作るのでよろしくお願いします!! (2020年4月5日 15時) (レス) id: 443525fccc (このIDを非表示/違反報告)
ソーセージ(プロフ) - すっごく面白かったし、感動しました!!!こんなに素敵な作品をありがとうございますっ! (2020年4月5日 15時) (レス) id: 711a78eb36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雫 | 作成日時:2019年3月18日 22時