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中堂side
三「待ちくたびれましたよー!」
中「地獄の様な時間を少しは労え」
貴「はっはーしょうがないんやわぁ。
坂本さんも可哀想…。」
中「あいつイキイキしてたぞ」
俺は清華にばしばしと背中を叩かれながら
車のドアを開ける。
その中には科学捜査用ライトが入っている。
貴「ちょっと先に運んどいてくれる?」
そう言うと三澄は不思議そうに運んで行った。
貴「あ、調べてきてくれた?」
中「あぁ。」
清華はその図をしっかりと見ながら考えていた。
配信から見える窓や窓から入る光を
図にしてまとめたものだ。
貴「ふーん…なるほどねぇ...。」
中「なんだ....。」
貴「意外と広いんやねぇ。」
俺はまた大阪弁か京都弁かよくわからない口調を耳にして
あほか、そう言って清華と三澄のところへ向かった。
清華は1歩体育館の倉庫に入ったところ
光で白くなっているところ
マットが血で滲んでいるところを見て急に叫んだ。
貴「そうだ、あの本は確か…あー『ソア橋』
凶器を隠す、トリックの書かれた短編小説。」
────────────────────
小池って奴への事情聴取により
彼は横山の死亡推定日時刻に
万引きをしていたことが判明した。
親は10万で罪を消したらしい。
子供に罪を認めさせない親も親だ。
クソか。
警「彼らが解放されたのは11時...
彼らに犯行は無理だ。」
貴「えぇ、彼等じゃないのはわかってる。」
そして清華は1冊の本を得意げに取った。
貴「この本が図書室に置かれていた。
コナン・ドイル著の
シャーロック・ホームズシリーズの56ある短編集の46番目のお話...
この話の中には
凶器を隠すトリックがある。
これこそSくんからの4つめのヒントだった。」
そこまで言うと清華は
思いっきり走って行った。
普段だとめったに動いく仕事をしない清華が
走るのは、なんなんだ。
俺は疑問に思ったまま見失った清華を
追いかけた。
まさか…部屋の図は…。
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雫(プロフ) - 明里香さん» すみません!ありがとうございます! (2019年1月7日 18時) (レス) id: b513cb94f0 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。「久辺部」ではなく、「久部」です。 (2019年1月7日 8時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雫 | 作成日時:2018年8月23日 17時