ページ ページ5
貴方side
結局、昨日は白井君は来なかった。
私は、いつ会えるんだろうかと思いながら
タバコの箱を手に取った瞬間携帯がポケットの中で震えた。
貴｢白井くんからメッセージ〜。｣
私がそう言うと東海林はやっぱり食いついてきた。
東｢新しい彼氏？｣
貴「この性格で出来るわけないわ。」
東「はははーかもねー。」
ん…これって
私はそのURLをタップし開くと
奇妙な加工をされた声が聞こえた。.
貴「殺人者Sねぇ…。久部君〜生放送の録画頼むわ。」
久部くんは慣れた手つきで
生放送を録画した。
私は白井…殺人者Sに確認するべく
電話をかけた。
貴｢もしもし白井くん?これは何なの?｣
すると殺人者Sはスピーカーに切り替え
私の事を“K先生”として紹介した｡
S『ここでK先生に問題です｡
...Y君の死因はなんでしょう｡
もし間違えたら､もう1人殺します』
この配信が続く限り もう1人のX君は無事...
タイムリミットは10万人｡
これはK先生との勝負｡
私は遠くにあるご遺体だと思われる人を確認し
パプリカを見つめる。
中｢通話を切れ｡｣
中堂さんが何か言うが
私には聞こえなかった。
貴｢分かった｡S君...貴方の勝負にのった｡｣
中「はぁ…。」
────────────────────
私はS君に確認し、本物の遺体であることを確認した。
貴「んでここは…その子の学校ってことね。」
三「そういう事。Aはとりあえず白井くんの
中継を見たり、学校の人に話を聞いて死因を考えてて。」
貴「じゃあ、頼んだ。」
時間内に死因がわからなければもう1人死ぬ…。
それが他の子でもなく、白井くん自身だったら…??
そう考えながら職員室へと入っていった。
事前に秋彦くんが話を通してくれている。
貴「失礼しますー。」
先「いえいえ。」
この微妙な距離感…。
白井くんの担任から渡されたのは
昨日から行方不明となっている横山くん｡
もう1人のX君は今日休みで連絡のつかない
海老原くんの可能性があるということだった｡
貴｢ちなみに白井くんと2人の関係は?｣
担｢白井はいつも1人で､海老原は放送部
横山はクラスの中でも 目立つ様なグループの中にいる子で...
一緒にいる所は見た事ありません｡｣
え?
貴「そうなんですかねぇ…。」
担「??」
貴「そうなんですね、ありがとうございます！」
今の情報は生徒に聞いてもわかる情報…。
この先生は何を見てきているんだろうか。
私は中堂さんに電話をかけた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雫(プロフ) - 明里香さん» すみません！ありがとうございます！ (2019年1月7日 18時) (
レス) id: b513cb94f0 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。「久辺部」ではなく、「久部」です。 (2019年1月7日 8時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雫 | 作成日時：2018年8月23日 17時
