優しいお嫁さん【アンナチュラル】

12話 子育て ページ15

貴方said


あれから数日私は退院した。




赤ちゃんには異常がないため、一緒に退院ができた。





貴「あぁぁ!!!かわいいい!!」



布団の上で思わず抱きしめた。



系「....。かわいいな...。」


そう言うと系は反対側から赤ちゃんに抱きついた。



貴「名前、どうしよっか。」




少し悩んでいると、系は男の子の方は考えてあると言った。


女の子の方はどうやら、センスがわからないらしく、そこら辺はAに任せる。とのこと。


貴「名前は???」




系「空斗 ｱｵﾄ なんてどうだ。」





この子にぴったりな名前。

直感でそう思った。


貴「いいと思う。

実はね。女の子の方は、前から考えてあったの。」



考えること同じなんだなぁ。

そう思いながら私は、考えた名前を口にした。





貴「乙華 ｵﾄﾊ って名前。
可愛いでしょ??」


少し冗談っぽく笑っていうと
真面目な顔で系は可愛いと思う。そう言った。









久しぶりに、二人の時間ができた気がして嬉しかった。





貴「ねぇ系。



大好き。」




系「わかってる。」



余裕そうに笑っている系に私はキスをした。



実際、私は恥ずかしいが、余裕でいる系を見るとなんか腹が立つ。




系「......っ.....。」



案外チョロい。




少し勝った気分になった日。

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