少年は修羅の道を行く (ページ6)

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いやぁ…魔族の死体グロかったわ←当たり前ページ6

『誰って言われても･･･解らないですけど･･･』

　？「信じられんわ！！」

ですよね、そりゃそうだ。←

　『いや、何か目が覚めたら記憶が無くってたまたま会ったこの人達に話を聞いてるんですけど･･･』

　？「･･･何を言うとるのやお主？」

うん。ごめん。

　『因みに僕は魔族じゃないよ。先に言っとくけど。』

　氷紗「そうよ。この子は魔族じゃないわ。」

　？「えぇ･･･お主等なぁ･･･」

いや、気持ちは凄くわかる。

　千火「あ、戻ってる･･････良かった･･･」ボソッ

･･･なんて？←

　『そこにいる人が仲間かは分からなかったからだけど･･･』

　葉弥「あー･･･そうだ･･･ね！！」

いきなり葉弥が僕たちに攻撃を放ってきた。

僕はびっくりしたけど、咄嗟に飛びのいた。

　『び･･･っくりしたぁ･･･な、何いきなり！』

　風月「後ろを見て下さい。」

　『え？･･･っ！？』

後ろには・・・水の剣で胸を貫かれた、さっきの女性の姿があった。

いや・・・正しくは、「さっきの女性の姿をしていた何か」の姿があった。

　『こいつ･･･化けてたのか･･･？』

　氷紗「えぇ。いつもこんな感じよ。私達はあいつらにとって･･･魔族にとって、邪魔者でしかないんだもの。」

そう呟いた氷紗達は、冷たい目をしていた。

･･･それにしても

　『酷いな、氷紗達みたいな綺麗な女の子や千火みたいな優しい子を戦わせようとするなんて･･･精霊にも問題があるんじゃないのか？･･･ん？どうしたんだ？顔赤いよ？』

熱か？と僕が顔を覗き込むと更に顔を赤くした

　氷紗「･･･き、君そういう事、誰彼構わず言わない方がいいわよ！！」

？

　『僕、基本は本当に思った事しか言わないよ？』

　氷紗「･･･この天然･･･」ボソッ

･･･自家製だよ←

　？「･･･お取り込み中悪いが氷紗？朝食が出来た故、そこまでにしてくれぬかのぉ？」ニヤニヤ

　『うわっ！化けて出た！！？』

いや怖っ！

　風月「･･･いえ、今度は本物です。間違いない、そのウザい煽り顔。どんな魔族にも化けようがないです。」

　？「お主、あっしを貶してないかえ！？」

酷いのぉ･･･とわざとらしく言う変人。

うん、変人←

　『なぁ葉弥。この子誰だ？』

　葉弥「･･･知らない子だよ。」←

　『あ、そっか、納得。』←

　？「お主らのあっしに対する心が欠片も感じられぬぞ！？」

いや草←

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