少年は修羅の道を行く (ページ5)

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…何その反応？ページ5

氷紗「えぇ。じゃあ、A。貴方、そのフードを取ってみて頂戴。」

　『･･･何で？』

　風月「･･･貴方、顔も明かしていない相手を信用できるんですか？」

いや出来ねぇわ←

　『わかった。』

しょうがない。色々教えてもらったし…

いつまでもフード被ってる訳にはいかないよねぇ

パサッ

　『･･･これでいい？』

僕がフードを取ると

　皆「･･･！？」

なんか黙っちゃった

･･･なんでや

　『あ、あの･･･なんか･･･変･･･？』

顔面偏差値悪すぎて黙ったとかだったらさ･･･

泣くよ？僕←鬼〇の善〇かな？

　氷紗「･･････綺麗」

？

　千火「お、男、だよな？」←

いや男だわ！！

誰が女みたいじゃぶち殺すぞ我←被害妄想！！

　葉弥「顔、かわい･･･」

いや、小声で言われてもわからんよ、なんて？

　風月「･･･う、嘘です！！絶対精霊術で顔変えてます！！」

イラッ･･･

流石に人の顔見てそんなに否定されるとムカつくわ

　『嘘じゃねぇよ。人の顔見て第一声がそれは流石に無いんじゃないの？』

怪しいのは認めるけどさ。

　風月「ぁ･･･ごめんなさい･･･でも、我･･･我･･･」

かなり反省してくれたみたいだ。

･･･ちょっと罪悪感が･･･

　『ん、僕も言い過ぎた。いきなり来たやつを警戒するのは当たり前だよな。ごめん』

しゅん･･･としている風月の頭を軽く撫でて、微笑む。

　風月「！はい！･･･ありがとう」

･･･この子、素直で良いな。

素直さは美徳なので、このままでいて欲しいな、と思った。

そして千を振り返る。

　『千？･･･僕にさっき男かって聞いたよね？なんでかな？』

そう聞くと千はびっくりした顔をした、と思ったらあぁ、と納得していた。

え、何？

　千火「そうか。自分の顔見てないんだよな。一回泉でも覗いてきたら？

なんで？

　氷紗「･･･まぁ、何にせよ魔族じゃなかった訳だし、Aはちょっと家に来てよ。」

ん？

　『納得してくれたのか･･･！』ぱあぁっ！

良かったぁ。

いつまでも警戒されてたら悲しいしな。

　千火「･･･マジで後で泉覗いて来いよ」

･･･マジで何で？

　『ん？』

誰か来た！？

急いでフードを被る。

　？「氷紗達！！何処じゃ～？朝飯できたぞい･･･って？おい、お主、誰じゃ！？そして皆も何を悠長に喋っとるんじゃ！？」

え･･･何か変わった喋り方のひとだなぁ、誰だろ？

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