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2019年11月12日(火)
神宮寺side
深澤さんと捜査を終えて、１人である場所に向かう
今日あいつがそこに居るかは分からないけど
建物の影に隠れて、アイツが出てくるのを待つ
「今日は来ねぇのかよ」
口から出た独り言
誰かに拾われるなんて思わなかった
『あれ、もしかしてボクのこと待ってたの？
神宮寺くーん』
通路の奥から聞こえた声
暗闇から近づく足音と月の光に輝く金色の髪の毛
「真都…」
『村上真都…懐かしい名前だなあ
今の名前はラウールっていうんだよ』
「お前、こんなとこで何してんだよ」
かつての友達が、名前を変えて目の前に居る
その現実が俺には信じられなかった
ラ「情報屋、ってとこかな？」
「そんなこと聞いてんじゃねぇんだよ
お前、死んだんじゃねぇのかよ」
俺の知ってるこいつは何年も前に死んでるはずだった
ラ「そうだね、村上真都はもう死んでる
ラウールはね、新しい僕の名前だよ
ちゃんと覚えてね」
何事もなかったかのように話す真都に苛立ちが隠せなくて
「村上真都が死んでようが、今の名前がなんだろうが俺には関係ない
俺はお前を警察に突き出すだけだ」
ラ「突き出す、ねぇ
何の罪で？ボクはなにも悪いことしてないよ
ラウールって名前も戸籍をいじったわけじゃないしね」
「そんなの公務執行妨害って言えばなんとだってなる
俺も手荒なことはしたくないんだよ」
ラウールの右手を掴み、技を掛ける
ラ「そういう自意識過剰なとこ、本当に変わってないね
僕に今まで１回も勝ったことなかったのに」
技をかけ損ねたのか、いつの間にか俺は真都に寄って壁に押さえつけられていた
「クッソ…」
ラ「あ、神宮寺くんにね、いいこと教えてあげる」
『佐藤彩音の事件…ボクは全部知ってるよ
これから何が起こるかも』
『どう？情報屋として協力してあげるよ』
『捜査難航してるらしいじゃん』
『また、出来ぞ来ないの神宮寺くんって呼ばれちゃうかもよ？』
その言葉は
俺を動かすには充分だった
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はむ(プロフ) - renchkaさん» ただいま戻りました(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ今後の展開に期待してくださいm(._.*)m (2020年5月15日 1時) (
レス) id: dc52d887b7 (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - おかえりなさい＾＾また更新が楽しみです♪忙しいと思いますが、楽しみにしてます＾‐＾ (2020年5月11日 22時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
はむ(プロフ) - renchkaさん» コメントありがとうございます。ラウールがこれからどういう風に動くのか楽しみにしててください。 (2020年4月2日 14時) (レス) id: dc52d887b7 (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - こんにちは。いつもドキドキワクワクしながらみています。大好きなラウールが出てきたので、これからもっと楽しみです♪頑張って下さい！ (2020年4月1日 22時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
はむ(プロフ) - ゆーちゃむさん» コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2020年3月9日 16時) (レス) id: dc52d887b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルナ | 作成日時：2020年1月16日 0時
