. ページ23
多分ドアの直ぐ前にいるんだろう、ドア越しにも存在が分かるって。
結果が出るまでの少しの間、外に出るとうるさそうだからトイレに篭った。
「まじか、」
「ねぇ〜ま〜だ〜〜？」
ガチャ「少しくらい静かに待っとけよ」
「早く出て来てくれたら静かにしてましたー」
「そうですかー」
「で？で？どうだった？？」
「ん」
案の定、ドアを開けると当たりそうな程近くにいたジェシー。
その横をすり抜けてリビングに行こうとしたのに、後ろから所謂バックハグとやらをされて上手く進めない。
リビングに着くまで待てばいいのに、俺の後ろに張り付く大型犬に見えるように結果を見せてやった。
「HE！？E！？」
「うるせぇ、耳元で叫ぶな」
「優吾、おめでとう！良かったね！」
「お前もだろ、おめでとうは」
「ここに赤ちゃんいるのか〜、AHA、AHAHA」
まだぺちゃんこの俺の腹を撫でてるこいつがパパとか、不安でしかないんだけど。
冷やしちゃダメ！とか言いながら俺をソファに座らせ大量の上着や毛布をかけてくる始末。
まぁでも、すっごく過保護だけど、率先して家事をしてくれたり、俺のことを俺以上に把握してるところがジェシーっぽい。
俺の生理周期を把握してたのは若干引いたけど。
でも、そうやって相手を第一に考えてる、家族思いなのは俺が1番知ってるから、ジェシーとの家庭を持ちたいと思ったんだけどね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1194人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
her(プロフ) - Natsukiさん» コメントありがとうございます、書かせていただきますので、もう少々お待ちください！ (2021年3月10日 18時) (
レス) id: fd918b53a5 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki(プロフ) - 松村家で、北斗くんが仕事で忙しいときに、大我くんが貧血になって、でも北斗くんがいないからと樹くんと�眞呂�んに心配されても大丈夫って言って無理してしまうのが読みたいです。よろしくおねかいします！ (2021年3月10日 17時) (レス) id: 76842a8f2e (このIDを非表示/違反報告)
her(プロフ) - 美月さん» リクエストありがとうございます！順次書かせていただきます！ (2021年3月8日 0時) (レス) id: fd918b53a5 (このIDを非表示/違反報告)
美月 - リクエスト失礼します。松村家で、大我くんの体調がなかなか良くならなくてずっと寝込んでしまい北斗くんと高地くんが一生懸命、看病をするお話が見たいです。 (2021年3月7日 15時) (レス) id: b50605a149 (このIDを非表示/違反報告)
her(プロフ) - ののさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきますので、少々お待ちください。 (2021年3月7日 0時) (レス) id: fd918b53a5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：her | 作成日時：2020年12月20日 4時
