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そんな幸せな時間はあっという間で。
「ジェシー！仕事の時間やばいよ！」
「んぇっ！？やーーだーー離れたくない」
「ジェシーのカッコいい姿見たいな？」
「うん！行く！行ってくる！」
チョロい。
尻尾をブンブン振ってる大型犬はベッドから飛び出して準備を始めた。
「優吾、行ってくるね」
「ん、頑張って」
「チューしてくれたらもっと頑張れるよ？」
チュッ
玄関で眉を下げて俺の腰を抱くジェシー。
首に腕を回してグイッと引き寄せ、少し背伸びをしてキスをした。
「優吾大好き！よし、行ってきます！」
「いってらっしゃい、気をつけてね」
手を振りながら出て行くジェシーに手を振りかえす。
数年前はこんな日常を予想もしてなかったのに。
ジェシーが出て行ってからが大仕事。
洗濯物を回して、掃除して、洗い物をして一気に家事を終わらせる。
丁度終わる頃に慎太郎のお迎えの時間になった。
バス停で待っていると、息を切らしながらやってきた大我と息子たちを待つ。
慎太郎と樹が楽しそうに歩いてるのを少し後ろから大我と眺める。
「手洗っておやつにしよ」
「きょうなにー？」
「ドーナツ！」
「やったーーー」
美味しそうに両頬をいっぱいにしてもぐもぐ食べる姿が可愛いんだよなー。
「パパなんじにかえってくる？」
「ん〜、何時かな、慎太郎が寝た頃かな」
「おしごと、たいへんだね」
「パパに会えなくて寂しいよね」
そうだよな、昨日もジェシーが帰ってきたのは夜中で起きる前に慎太郎は幼稚園に行っちゃったし。
ここ最近帰ってきても慎太郎が寝る前だったり、仕事とは言え寂しいよな、俺も寂しいもん。
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her(プロフ) - Natsukiさん» コメントありがとうございます、書かせていただきますので、もう少々お待ちください！ (2021年3月10日 18時) (
レス) id: fd918b53a5 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki(プロフ) - 松村家で、北斗くんが仕事で忙しいときに、大我くんが貧血になって、でも北斗くんがいないからと樹くんと�眞呂�んに心配されても大丈夫って言って無理してしまうのが読みたいです。よろしくおねかいします！ (2021年3月10日 17時) (レス) id: 76842a8f2e (このIDを非表示/違反報告)
her(プロフ) - 美月さん» リクエストありがとうございます！順次書かせていただきます！ (2021年3月8日 0時) (レス) id: fd918b53a5 (このIDを非表示/違反報告)
美月 - リクエスト失礼します。松村家で、大我くんの体調がなかなか良くならなくてずっと寝込んでしまい北斗くんと高地くんが一生懸命、看病をするお話が見たいです。 (2021年3月7日 15時) (レス) id: b50605a149 (このIDを非表示/違反報告)
her(プロフ) - ののさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきますので、少々お待ちください。 (2021年3月7日 0時) (レス) id: fd918b53a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：her | 作成日時：2020年12月20日 4時
