花より男子【SixTONES】 (ページ24)

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しばらくして北斗さんから離れると、
少し乱れた制服姿がやけに色っぽい。

『キス、前より上手くなったね。』

北斗さんは呼吸を整えながら言った。

そう言われると何か照れくさくなって。
赤くなった頬を隠すように両手で抑えた。

｢北斗さんが大人なだけで...
僕はまだまだ追いつけないです。｣

初恋は北斗さんが初めてで。
キスってこんななんだ。とか、
抱きしめあったらこんなにあたたかいんだ。とか。

それを北斗さんは全部教えてくれた。

『追いつけなくていいよ。
そのままの髙地が俺は好きだな。』

いつだって北斗さんは、
どんな僕でも受け入れてくれる。

いつだって甘い言葉と優しい笑顔で、
僕をまた好きにさせる。