花より男子【SixTONES】 (ページ20)

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20 北斗side ページ20

数ヶ月後、俺は彼に告白し付き合う事になった。

ある日の放課後、
俺はジェシー達に呼び出された。

｢話って何。｣

『北斗さぁ、髙地と付き合ってるってマジ？』

『本当だったら笑えないよね〜』

大我と樹が顔を見合わせながら言う。

｢それどういう意味？｣

『俺達のブランド汚すのやめてくんないかって言ってんの。何で髙地みたいな低レベルの奴と付き合ってんの。俺達までランク下がっちゃうじゃん。』

不服そうにしながら話すジェシー。
ジェシーにも大我にも樹にも、
身分の高い恋人がいる。

だからってそんな事を言ってくるなんて
理不尽すぎるにも程がある。

『俺達との約束もう忘れたの？
F4は常にこの学院のトップに立ってなくちゃいけないんだよ。なのに何で俺達に許可なく髙地と付き合ってんだよ。』

ほんと意味わかんない。
周りの評価ばっかり気にして恥ずかしくないのかよ。

｢もう分かったよ。俺F4抜けるわ。｣

"幼馴染"何て所詮肩書きだけで、
いつも大人しくて周りに合わせようとしない俺の事を、3人が陰で嫌ってた事なんて初めからわかってた事で。

俺も3人に合わせるのが疲れてきたから、
戻りたいなんて思わない。