Episode.38 ページ38
A「……ふぅ…汗」
お店に戻り個室のドアの前で
私は深く深呼吸をした…
森本「そんな緊張しなくても
大丈夫だってぇ〜！笑」
田中「ジェシーが怒鳴り始めたら
俺が変わりに怒ってやるからなっ！笑」
A「ありがとうございます…笑」
松村「んじゃ、開けるよ？」
A「……はいっ…汗」
〈ガチャッ…〉
松村「ジェニーちゃん見つけt…」
ｼﾞｪｼｰ「Aっ！」
〈ビクッ…〉
A「……お兄ちゃんっ…」
急に立ち上がり大声を出したお兄ちゃんに
ビックリしたことに気付いて松村さんは
私を隠すように前に立ち…樹さんは手を握って
慎太郎さんは腰に手を回してくれた…
松村「ジェシー、急に大声出すな。」
京本「何か3人ともジェニーちゃんの
ガードマンみたいだね？笑 」
田中「さっき変なおっさんに絡まれてたんだ。
その後だからあんまビビらせねーでやれ。」
ｼﾞｪｼｰ「……えっ…？」
京本「そうだったの…？汗
ジェニーちゃん…大丈夫？ 怖かったよね…？」
A「少しだけ…でも3人がすぐに
来てくれたので…もう大丈夫です…笑」
ｼﾞｪｼｰ「……………。」
京本「よかった…寒かったでしょ？
ほら、ここ暖かいから座りな？」
A「ありがとうございます…
あの…松村さん…上着っ…」
松村「いいよ、そのまま着てな。」
A「ありがとうございます…」
森本「俺、隣座ってていい？」
A「……お願いします…笑」
森本「ありがとう(^v^)」
田中「んじゃ俺はその隣〜♪笑」
ｼﾞｪｼｰ「……………。」
松村「ジェシー？」
ｼﾞｪｼｰ「……Aっ…」
A「お兄ちゃんごめんなさいっ…」
ｼﾞｪｼｰ「えっ…？」
A『お兄ちゃんは私のこと心配して
色々言ってくれてたのにっ…』
ｼﾞｪｼｰ『Aは何も悪くない…
謝らなきゃいけはいのは俺の方だ…』
A『……お兄ちゃん…』
ｼﾞｪｼｰ『俺の方が…中途半端な気持ちで
仕事やってたのかもしんねぇって気付いたよ…笑』
A『っ………』
ｼﾞｪｼｰ『タトゥーだって…本当の意味があるはず…
なのに…兄貴の俺が何も理解してやれてなかった…
それなのに…あんな酷いこと言って悪かった…
A…本当にごめんっ…』
こんな苦しそうで辛そうな顔をした
お兄ちゃんを見たいんじゃない…
私は笑ってるお兄ちゃんの顔が見たい…
それなのに…私はお兄ちゃんにこんな顔をさせた…
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林檎の化身 - ストンさん» ジェニーじゃなくジェシーなのでは？ (2021年4月28日 16時) (
レス) id: 6f67511d25 (このIDを非表示/違反報告)
ストン - るいすさん» そう言ってもらえて嬉しいです(T_T) ありがとうございます！ (2020年5月19日 0時) (レス) id: 8f601d080e (このIDを非表示/違反報告)
るいす - めちゃお話すきです！更新待ってます！ (2020年5月10日 12時) (レス) id: 0113e0b6ed (このIDを非表示/違反報告)
ストン - きりんさん» そう言ってもらえて嬉しいです(T_T) ありがとうございます！ (2020年5月9日 17時) (レス) id: 8f601d080e (このIDを非表示/違反報告)
きりん - めっちゃ面白いです！！！続き待ってますっ！！ (2020年5月8日 0時) (レス) id: 79a5acba9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ストン | 作成日時：2020年4月21日 21時
