恋愛ドラマな恋がしたい【SixTONES】

･ 運命のペア決め ページ9

.


澤田｢えーでは、これから早速、ドラマ第1話のペア決めを行っていきたいと思います。｣


その言葉に、空気が少し張り詰め、メンバーの顔にも緊張が見えるようになった。


谷『お、早速！』
福徳『どっちからやろ？』


メンバーが立ち上がり、横一列に並んだのを見ると、先生が話し始める。


澤田｢今回は____｣


渡辺『どっちどっち？』


先生は、メンバーを鋭い目で見渡してから口を開く。







澤田｢____男性から、女性を選んで頂きます。｣


小森『おー男子かぁ〜』


今回は男子から、ペアを組みたい女子を選ぶ。


くじ引きで女子を選ぶ順番が決められる。


男子は一人ずつクジを引くと、スティックの先に書かれた数字を確認し、元いた位置に戻った。


メンバーの前には、ボードと、そのボードが置かれた机がある。


ボードには、女子がそれぞれ一人ずつ映った小さい写真が貼られている。


机の上には、同じく男子がそれぞれ一人ずつ映っている写真が。


男子は、クジで決まった順番通りに、ペアを組みたい女子の写真の下に自分の写真を貼っていく。


澤田｢では、1番の方。｣


先生の言葉に手を挙げたのは____







樹｢…はい。｣


樹。


谷『もうこれで誰を気になってるか公開告白みたいな…』
福徳『そういうことやな』


樹が選んだのは……


樹｢……Aちゃん、お願いします｣


Aだった。


小森『うわ、Aちゃんか…』
渡辺『え？(笑)なんか勝手に対抗心燃やしてない？(笑)』


それに少し間を置いてAが応える。


A｢…よろしくお願いします。｣


谷『ちょっとびっくりしてる』
福徳『選ばれると思ってなかったんかな』


.

･→←･

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す