恋愛ドラマな恋がしたい【SixTONES】

･ ページ18

.




慎太郎と真希のペアが演技を終え座ると、紙に何かメモをとっていた先生が口を開く。



澤田｢えー…では次、Aさんと樹さん、お願いします。｣



呼ばれたAと樹は、｢はい。｣と返事をし前に出る。



二人は少しだけ何か言葉を交わし、それぞれ位置についた。



澤田｢ではどうぞ。｣



___



樹｢“この前、店長に言われたんだ。男が仕事で勝負しなきゃいけない時には、恋とか邪魔になるからって…”｣



A｢“…うん…仕方、ないよね。”｣



樹｢“でも！！”｣



Aを引き止めるように、大きく声を出す樹。



A｢“......え…？”｣



樹｢“俺、Aの事が好きだ、”｣



樹とAの演技を、少し辛そうに見ている沙也香。



渡辺『これ辛いな…』



場面が変わり、Aは樹の唇にオリーブオイルを塗る仕草をする。



A｢“____今日のレシピは、オリーブオイルと…樹。”｣



A｢“ふふっ……なーんて(笑)”｣



二人はキスのフリをする。



そして、抱きしめ合い、二人は照れたように笑った。



___



澤田｢はい、ありがとうございました。｣



樹･A｢ありがとうございました。｣



福徳『ここも結構良かったですね〜』
渡辺『樹、演技経験少ないのに凄かった』
小森『めちゃくちゃ良かった〜』



澤田｢では…沙也加さんと北斗さんお願いします。｣



沙也香･北斗｢はい。｣



自動的に組む事になった沙也香と北斗のペア。



アイコンタクトをしてから、北斗と沙也香はそれぞれ位置につく。



二人が用意が出来たのを確認し、先生は声を出した。



澤田｢ではどうぞ。｣



___



北斗｢“俺…この前、言われたんだ店長に。男が仕事で勝負しないといけない時には、恋とか…邪魔になるからって。”｣



沙也香｢“…仕方ないよね、”｣



北斗｢“…でも、！！”｣



沙也香｢“……え、？”｣



北斗｢“俺は…沙也香の事が、好きだ。”｣



樹とAの演技を見ていた沙也加と同じように、少しだけ辛そうに二人を見ている、A。



谷『あ〜ここもまた…』
小森『そうかAは北斗が気になってるのか…』



沙也香｢“___今日のレシピは、オリーブオイルと、北斗…”｣



沙也香｢“…なんて(笑)”｣



キスをするフリをして、二人は抱きしめ合った。



___





.

･→←･ オーディション

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す