六つの大罪 〜SixGuilty vs Answers〜

微笑み: ページ40

Ken.side

俺だって負ける訳にはいかない

妖精王に負けたくないし



「愛の女神(ﾗｳﾞ･ｺﾞｯﾄﾞﾄﾞｽ)」



「増殖(ｲﾝｸﾘｰｽ)」


そんな礫みたいな小さな槍は効きやしないw



綺麗な女神がキングくんを包み込み､妬みを膨張させて､大爆発


辺りには不穏な空気

「本当に君は罪深いね…w確かなものを受け取れないよ」

「そう?君だって＜怠惰＞の割にはよく動くじゃん」

「オイラには守るものが幾つもあるからね」

「守るもの､か｡そんなの俺にだってあるよww」



俺にだっているよ､いつまでも幸せであって欲しい人



「光華(ｻﾝﾌﾗﾜｰ)」

「無限の自由(ｱﾝﾘﾐﾃｯﾄﾞ･ﾌﾘｰ)」



もう限界を越える｡今の内に出しておかないと､後々大変だからww


「限界を越えたのか｡君がボロボロになる姿､楽しみさ」






「どうかな」





“孤高”ｯ




「俺の罪はこんなもんじゃないよ…??」



ﾌﾞﾁﾌﾞﾁﾌﾞﾁ…



顔を真っ青に変え､筋肉をほどく
関節から筋肉が離れる音



「や､やめろっ……!!」
「なんでなんでｪ?君が俺を殺すなら､俺は先に殺さないとじゃないの
?ふふっw」






「死んじゃえ」



内出血を起こして､倒れこんだ


「君は人の事をよく妬むね……w」

「俺はあいにく自覚ないw」




「最期の枯れ花(ﾌｧｲﾅﾙ･ﾄﾞﾗｲﾌﾗﾜｰ)」


ｼｭﾝｯ



終わりの光線が彼を貫通



まだ死んでないよw妖精王でしょ?



そう思って､俺は彼に向けて微笑した

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