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マネージャーさん、メイクさん、衣装さん
総出で、酔い潰れてふらふらなメンバーを支えて歩く。
唯一、お酒を飲まないヒョクチェが
ドンヘを抱えながら
「ほら。あとちょっと、頑張れ。」
そう言って、
申し訳なさそうにしている。
私も、シウォンの腕を自分の首にかけて
支えて歩く。
「はあ。本当にホテルとっておいて良かった。これを宿舎に送ってたら夜が明ける。」
イトゥクオッパのおぼつかない足取りを
気にしながら、マネオッパが苦笑いを零した。
エスカレーターのドアが開いて
お酒の匂いが充満していた空気から
やっと解放される。
「着いたぞ。」
マネオッパの一言で
まだちゃんと意識のあるメンバーが
部屋に送り届ける。
私たち、スタッフは泊まったり
このまま帰ったり。
「Aは、どうするの?」
はあ、と一息吐いた、アヨンオンニが
私に問いかけた。
「ちょっと遠いし、終電逃しちゃったので泊まります。」
「そう。私は帰るね。気を付けてね、今日はお疲れ様。」
「オンニも気を付けて帰ってください。お疲れ様でした。おやすみなさい。」
「迎えがいるから大丈夫よ。おやすみ。次は明後日ね。」
赤い頬をしたオンニは
軽やかな足取りで去っていった。
オンニが右へ曲がって、姿が見えなくなったのを
確認して、私も部屋に入ろうとすると
「あれ…シウォン……?」
遠くで、
部屋のドアに前のめりになって
動かないシウォンの姿が見えた。
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ちぇ。(プロフ) - wakaさん» コメントありがとうございます^^どこかでその後の二人書いてみようと思います:) (2016年11月22日 9時) (レス) id: e14a95ed00 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - お疲れ様です。おわっちゃった・・・・いつかその後を書いてくれたら嬉しいなぁ。次回作待ってます!! (2016年11月21日 18時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぇ。 | 作成日時:2015年1月17日 2時