検索窓
今日:21 hit、昨日:0 hit、合計:39,052 hit

ページ4

「ふふ。シウォンは分かりやすいね。」


 

携帯をいじっていると
隣に座っていたソンミンヒョンが
くすくす笑いながら話しかけてきた。


 

「…なにがですか?」





「好きなんじゃないの?Aちゃんのこと。同い年だしね〜すごい仲良さそうだしね〜」


 


ソンミンヒョンは俺を小突きながら
カンインヒョンのメイクをするAに、目を向ける。


 


「早く付き合わないのかな〜ってヒョンたちはずっと思ってるんだけど」



 
「そんな…」


 

長いこと、俺たちのメイクを担当しているA。
人当たりがよく、男女問わず友達が多かった。
すぐ俺たちとも打ち解けて
同い年の俺とは、色々な話をする仲になった。
一緒にいると落ち着くし
他の仕事があって、担当を外れた日は
なんとなく落ち着かない。

 
好きという特別な感情は別に…。

 
すごく仲の良い、女友達。
そんな感じにしてた。

 

Aは…
どう思っているのかな。



 


 

「女の子には、スキンシップ少ないのにさ、Aには触るもんね」


 
「触るは、語弊がありますよ!!」


 

触るって…。

思わず伸びちゃうんだ。
手が無意識のうちに、Aに触れるんだ。

何もかも忘れさせてくれる笑顔。
いたずらっこのような目。
冗談も言い合って。
時々、泣きそうな顔を見せて

守ってやりたくなる。


 


「好きだね。これは絶対好きだね。」


 

ソンミンヒョンの声が
頭に響く。

 

でも

 


ダメなんだ。


 


 


 


好きにはなれない…。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
173人がお気に入り
設定タグ:SUPERJUNIOR , シウォン , K-POP   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

ちぇ。(プロフ) - wakaさん» コメントありがとうございます^^どこかでその後の二人書いてみようと思います:) (2016年11月22日 9時) (レス) id: e14a95ed00 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - お疲れ様です。おわっちゃった・・・・いつかその後を書いてくれたら嬉しいなぁ。次回作待ってます!! (2016年11月21日 18時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちぇ。 | 作成日時:2015年1月17日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。