お嬢様、口づけを・・・//*Part2*【名前変換オリジナル】

▼２６　　　優しい声 ページ5

Aside





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なんか心がズキズキ痛む。


これでよかったのかな……。


もしOKしたら夏輝ちゃんとの友情が。




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誰かに聞いてほしい。


誰か助けて……。




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〜♪〜♪




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……電話？


誰からだろう…。





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『お嬢様。ご旅行はいかがですか？』




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なんだろう…


彼の声を聴くと


ふっと力が抜ける。





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『お嬢様？どうかなさいましたか』




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A「…どうすればいいのかな」


(人２)「………お嬢様。泣いていらっしゃるのですか」









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今。

今そばにいて抱きしめてほしいのに…。

あの微笑んだ顔が見たいのに……。




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(人２)「何があったかはわかりませんが、お友達がご心配なされてるのでは」


A「……え」


(人２)「お友達の方々と何かあったのでしょう？」



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え。


なんでわかるの?




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A「そんな…なぜわｋ…」


(人２)「とにかく。お話はご帰宅後ゆっくりとお聞きなさいますから」




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(人２)「…お嬢様なら大丈夫なはずです。私の知っているお嬢様は強いはずですが…。では、失礼いたします」


A「えっ…!!ちょっ!!」




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ﾂｩｰｯ…ﾂｩｰｯ…




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強い…か。


わたしは強くなんかないのに。




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