第九十一話 ページ1
「ん…」
朝。
目が覚めてうっすらと目を開ける。
窓から差し込む朝日が眩しい。
「もう朝…」
目を擦りながらゆっくり体を起こす。
昨日は一体いつ寝てしまったのか、寝る前の事をうまく思い出せない。
「隼総、は…いないわね」
一人だと広すぎるベッド。横には誰もいない。ちょっとだけ、それが寂しい
はぁ、とため息をついてベッドから降り、窓の外を見ながら伸びをする。
今日もいい天気。青空が広がっている
今日は土曜日だけど、部活があるんだっけ。
制服をクローゼットから取り出して着替えながら枕元に置いていた携帯を手に取る。
携帯を開くと、いつものように京介からおはようメールが届いていた。
それが嬉しくてついにやけてしまう。
おはよう、と返事をして携帯を閉じる。早く用意を終わらせないと、朝食の時間に間に合わない。
脱いだパジャマをベッドの上に置き、扉の横に立てかけている鏡を見る。
うん、今日もバッチリ。いつも通りの私だ
くるっと鏡の前で回ってから、部屋から出るために扉に手をかける
少し戸を開くと、ガッシャーン！と大きな音が聞こえた。
その音に少しビックリして急いで部屋から飛び出す。
朝から一体何の音なの⁉
もしかしたら四人に何かあったのかもしれない…ッ！
朝からこんな大きな音が響くなんて、今までなかったもの。
廊下を走り抜け、リビングの前まで来ると四人が何か言い争っているような話し声が聞こえた。
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汰ると(プロフ) - 猫宮さん» コメントありがとうございます！励みになります♪ (2019年11月20日 23時) (
レス) id: d73a4e59a0 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - 続き待ってます！ああ天河原×京介最高！ (2019年11月11日 8時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
汰ると(プロフ) - 加奈さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてうれしいです♪天河原とても良きですよ…！これからもよろしくお願いします！ (2019年10月28日 1時) (レス) id: d73a4e59a0 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 初コメ失礼します！このシリーズめっちゃ好きです…！天河原良いですよね…！そしてとても面白いです！これからも頑張ってください！ (2019年10月20日 18時) (レス) id: d8e9a8e7ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汰ると | 作成日時：2019年9月27日 0時
