第四十話 ページ10
ひょいっと私を持ち上げる京介。
京介は身長が170�僂△襪�ら、目線がいつもより高くなる。
30�僂皸磴辰燭蕁�当然なんだけど。
剣「先輩、大丈夫ですよ。
絶対俺が傍に居ますから。
先輩の事、嫌いになったりしませんから」
ぽんぽんと背中を叩く京介。
私が落ち着けるように、優しい声で大丈夫って何度も繰り返す。
京介の首に手を回してもっと近づけるように抱きつく。
昨日も今日も、泣いてばっかり。
泣き虫なの、なおさなきゃ。
私の泣き声だけが響く部室。
京介は黙って私を抱っこしたまま、椅子に座る。
京介の心臓の音が心地よくて、気持ち悪さがなくなってきた。
ゆっくりだけど、落ち着いてくる。
「…ごめんなさい」
京介の胸に顔を埋めたまま呟く。
パニックになって急に泣いて、京介に抱っこしてもらうなんて。
冷静になるとどんどん恥ずかしくなってきた。
これじゃあ、どっちが年上かなんてわからないわ。
京介はクスっと小さく笑って私の頭を撫でる。
剣「先輩ってこうしてみると本当に小さいですね。
可愛いです」
「それは貶しているのか褒めてるのか全然分からないわ。
怒っていい？」
剣「褒めてるんですよ。怒らないでください。」
京介の頬を引っ張ってむすっと膨れる。
京介も、私の頬を引っ張ってふふっと笑った。
私もつられて笑う。
剣「落ち着きました？」
「えぇ、もう大丈夫よ
ありがとう、京介」
頬から手を離してまだ私の頬に触れてる京介の手に自分の手を添えた。
「ご飯、食べましょうか」
剣「そうですね」
そう言って京介はテーブルから立ち上がり、椅子の上に座りなおした。
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汰ると(プロフ) - 魅蘭さん» ありがとうございます！ そう言ってもらえるととても嬉しいです！ (2018年6月25日 2時) (
レス) id: c95733875d (このIDを非表示/違反報告)
魅蘭(プロフ) - 天河原中大好きなのでほんとに嬉しいです！これからも更新楽しみに待ってます！ (2018年6月24日 22時) (レス) id: 15cc713f0e (このIDを非表示/違反報告)
凜太朗(プロフ) - ツクヨミ☆ノアさん» ありがとうございます！！ (2018年6月20日 13時) (レス) id: c95733875d (このIDを非表示/違反報告)
ツクヨミ☆ノア(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも更新頑張ってください！ (2018年6月19日 19時) (レス) id: d751ca0591 (このIDを非表示/違反報告)
凜太朗(プロフ) - 名無し69292号さん» ありがとうございます！ (2018年6月16日 1時) (レス) id: c95733875d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汰ると | 作成日時：2018年6月15日 20時
