第２８話 最後の〜バダップside〜 ページ31
バダップ「消えるって・・・」
するとAの体は言うとおりに下半身から消え始めた。
ミストレ「そんなあ！消えないで！！・・・嘘でしょ！？」
ミストレは泣き始める。美しい顔がぐしゃぐしゃになっていく。
A「ミストレ・・・今までありがとう。私が１人の時、話しかけてくれたな・・・・。感謝する」
見た事ないような優しい笑顔でミストレの頭を撫でる。
エスカバ「あと、もう少しAと一緒にいたかったな。」
エスカバは強がっているのか声が震えている。
A「エスカバ・・・君の戦略は最高のものだった。その調子で頑張ってゆけ」
エスカバとAは硬く握手をした。
バダップ「・・・俺は初めて君と勝負した時、何か熱いものを感じたんだ。俺にはないようなものが。」
A「・・・」
バダップ「それから君に好意を抱き始めた。それは段々「好き」という感情に変化していった。
A・・・・俺はお前がずっと好きだったんだ。」
俺はいままで言う事のなかった「告白」をした。
A「・・・・バダップ。」
Aは目から一筋の涙を流す。それは俺の手に落ちていく。
温かい涙だった・・・。
A「ありがとう。私もバダップが・・・・」
Aはとうとう首のところまで消えていった。
A「・・・・・・・ミストレ、エスカバ・・・ありがとう。バダップ、これは私からの最後のプレゼントだ。」
ﾁｭｯ
頬にAの唇があたる。
俺は・・・・多分耳まで赤くなっている・・・かもしれない。
ミストレ「あ、ああーーー！バダップに・・！」
エスカバ「五月蝿いミストレ！空気読めよ！」
Aは２人を冷たい視線で睨み
A「２人とも、空気読めない。」
クスッと笑う。
―――――――そしてAはきえた。白い砂の山が出来上がる。
最終話 壊れた懐中時計〜バダップside〜→←第２７話 関係
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーキャラ
バダップ・スリード
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
南沢穣子(プロフ) - 青畑ミクｓ＞そそそ、そんな；ありがとうございます！！ (2011年10月16日 15時) (
レス) id: b3d0726d6e (このIDを非表示/違反報告)
南沢穣子(プロフ) - 思春期ロードｓ＞ありがとございます♪ でもこんなクソ小説泣けません；； (2011年9月26日 17時) (レス) id: f1fb264c64 (このIDを非表示/違反報告)
思春期ロード(プロフ) - 完結おめ！・・泣けるわ〜＞＜ (2011年9月18日 20時) (レス) id: 5a7ce6b8f7 (このIDを非表示/違反報告)
神童萃香(プロフ) - 麗花ｓ＞あああ、ありがとうございます！！恐縮です！！！ (2011年9月17日 16時) (レス) id: b237a4cc0b (このIDを非表示/違反報告)
麗花 - どうも。麗花っていいます。最終回で号泣しました。他の作品も絶対見に行きます！ (2011年9月11日 19時) (レス) id: 8964caedab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：南沢穣子 | 作成日時：2011年2月22日 20時
