『歯車』２ Ren.N

ろくじゅうよん ページ14

Aside









男の人について行く廊下 。









何にも話さず無言が続く 。









あ「 どこに向かってるんですか？ 」









「 資料室 。あ 、そこ 」









あ「 こんなとこにあったんだ ...わっ！ 」









急に腕を引っ張られて 、資料室の中に転ぶ 。









あ「 いった... 」









「 じゃ 、さっそくだけど... 」









そう言って 、転んだ私の上に急に乗ってくる 。









あ「 え 、何ですか ...きゃっ 」









そのまま手を押さえられて 、身動きが取れない 。









あ「 なに...？ 」









「 俺も 、お金もらってるからさ 。」









「 今回可愛い 。当たりだ 。」









あ「 は...？ ...んっ 」









気づいたら 、押し倒された状態で 、キスをされる 。









一瞬離したと思うと 、また唇をつけられての繰り返し 。









あ「 んっ...っま、... 」









「 だって 、離したら叫ぶでしょ？ 」









されてるうちに 、だんだんと 、息苦しくなる 。









「 可愛いね 。彼氏にされないの？ 」









あ「 ...ひゃっ... 」









次は 、耳を甘噛みされて 、変な声がでる 。









一瞬 、男が上を向き 、手を離す 。









その瞬間に 、押して 、男から離れる 。









ドアの方に向かって急いで 、ドアを開こうとしても 、ドアが開かない 。









あ「 なんで！ 」









「 この学校外ロックと中ロック別だから 、中からじゃ開かないよ 」









あ「 もう一人いるの...？ 」









「 さぁね 。」









あ「 お金もらってってどういうこと 」









「 犯すかわりに金もらう 。ただの取引 。」









あ「 誰から？ 」









「 お前とあの廉ってやつとの関係恨んでる奴 。」









あ「 小雪ちゃん？ 」









「 んー 、そんな感じの名前 。」









あ「 私 、廉のとこいく 」









「 だーめ 。まだ終わってないんだから 」

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