『歯車』２ Ren.N

ごじゅうに ページ2

廉side







授業がはじまって15分 。









大吾は筆箱とりにいっただけって言ったけど 、なかなか帰ってこないA 。









ただのさぼりかななんて思ったけど 、落ち着かない大吾の様子をみてると 、そんな感じもしない 。









だんだん不安になってきてるとき 、大吾の発言と共に 、教室を飛び出した 。









大吾も同じことおもってたらしく 、さすがおさななじみやななんて思った(笑)









大吾と走って移動教室の道をひきかえして 、階段をかけおりているとき 、









廉「 A ！！」









階段の下に 、倒れ込んでいるAの姿があった 。

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