▽｢僕達2人でｻﾌﾞｳｪｲﾏｽﾀｰ!!｣あ｢私とｸﾀﾞのﾌﾟﾚｲで勝者皆無!!｣▲｢私を抜かないで下さい!｣▽あ｢｢出発進行!!｣｣▲｢ましぃぃいぃ!!!!!｣Ⅱ (ページ8)

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笑みはページ8

笑う話ではないのだが笑う事しか出来んカズマサを見て似顔絵を書くクラウド

ﾋｹﾞ「銀色の短髪でな？口髭に黒目だったわ眉間にシワよっとって気難しそうな感じや」

バ「あ、この人なら案内しましたAという奴が居るのは何処だって言われてトリプルトレインですって‥お父さんだったんですかヤクザの親玉だと思ってました」

ﾋｹﾞ「そう思っとるなら案内すんなや」

バ「怖かったんですもん!!!」

バ「あ、そう言えば今回のお客様はどんな人なんですか？」

ﾋｹﾞ「うん？」

急に話を戻され少し反応に困ったクラウドはペンを回しながら首を少しして振る

ﾋｹﾞ「ワイは伝言頼まれて言いに来ただけやねん顔は見とらんよ」

バ「へー‥監視カメラでも見に行きますか？確か今日の担当はキャメロンさんの筈です」

ﾋｹﾞ「そうするか」

そこには似顔絵によく似た人物が写っておりシンゲンが負けたところである

ﾋｹﾞ「昨日の今日でまた来おった」

キャ「コノオ客様ガドウカシタノデスカ？」

ﾋｹﾞ「暴力親父や」

キャ「嗚呼、ダカラボス達急いで折リ返シ地点で乗ッテ行ッタンデスネ」

ﾋｹﾞ「はぁあああ!?」

バ「ボス2人共乗ったんですか!?」

驚く2人にキャメロンはコクリと頷くだけ
因みにボスのクダリとノボリはボス手前の19両目と20両目に乗っているのが確認出来た

親父「‥む？」

アナウンス通り歩いて移動すると昨日すれ違った白いのが乗っていた
恐らくAと同じ職業の者だろう

親父「何故Aのトレインに別のボスが乗っている？」

▽「今はボスじゃなくてトリプルトレイン乗車の対戦相手のクダリ‥凄いバトルしよう」

その目には怒りに近いものが写っており
しかし、口は笑みを浮かべている

親父「私を笑うな!!!」

昔小馬鹿にして嘲笑ってきた者共と重なり私はボールを強く握り締め放り投げる

親父「勝負で負かしてその笑み消してやろう」

▽「目指すは勝利!出発進行!!」

勝負はクダリの勝ちだった

慣れないトリプルにも関わらずクダリはとても強かった

▽「何をそんなに焦っていたの？」

降りるAのお父さんにクダリは話し掛けるが返答は帰ってこない

▽「Aは家出中って言ってた」

返事は帰らない

▽「これは一個人としてのお願い
Aが帰りたいっていうまで何もしないで
暴力なんてしないで
今を楽しませてあげてほしい」

親父「聞き入れるとでも？」

▽「大人はそれぐらいの土俵があるよ」

親父「‥ふっ‥言ってくれる」