▽｢僕達2人でｻﾌﾞｳｪｲﾏｽﾀｰ!!｣あ｢私とｸﾀﾞのﾌﾟﾚｲで勝者皆無!!｣▲｢私を抜かないで下さい!｣▽あ｢｢出発進行!!｣｣▲｢ましぃぃいぃ!!!!!｣Ⅱ (ページ7)

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何とも言えずページ7

あ「バカマサはさぁ」

バ「あ、はいなんでしょう？」

あ「家出とかした事ある？」

いつもバカマサと自分の事を呼ぶ今では他の2人よりも仕事が出来てしまうトリプルトレイン担当のAさんは急な事を言うもので‥

バ「い、家出ですか…」

あ、でも仕事以外の質問(尋問)は初めてなのでは等も思ってしまう

バ「ちっさな頃に一度親と喧嘩して家出した事がありますね」

あ「ほーそうなの」

バ「でも道間違えてすぐ家の前に戻ってきてしまいましてね
どうやっても家に着いちゃってもうどうせ家に着くなら帰ろうって思い出した頃合に見事に迷いました」

あ「動物の基礎本能かと思ったら迷うのかよ」

やっぱ馬鹿かー‥なーんて言われて少し落ち込む

あ「それで？どんな喧嘩なわけ？」

バ「…え？」

まさかそこまで興味があるとは思わなかった

しかし理由かぁ‥本当に小さい時だったから…

バ「その日約束してた遊園地に行けなくなったからだったかと」

沈黙がなんだかとても辛くて

あ「…あほらしい」

感想が凄く自分を悲しませた

でも今回の自分は一味違う！この話題のままならばどうにか同じような感想が出せるはず！

バ「あ、あのぅ」

あ「‥なに？」

ペンを走らせながらAさんは目を合わせずに返答した

バ「Aさんは家出の経験はありますか？」

しかし、自分の言葉でいとも簡単にペンは止まる

バ「あるんですね？」

少しワクワクしている
今自分はAさんに恥をかかす事が出来るかもしれないと最低だがワクワクしてる

あ「あるよ」

バ「因みに理由は？」

あ「親父殿の虐待と母上殿のヒステリー」

…アカン

なんという事をしでかしちゃったんでしょう!!!
なんか地雷っぽいもの踏んだかもしれない

バ「へっ‥へーそんな過去があったんですか！！へー！」

あ「否？」

バ「え？」

あ「現在進行形だけど？」

地雷踏み抜くと言うのはこういうのを言うんだろうなぁ

ﾋｹﾞ「おーいトリプルトレインお客やで」

あ「……はーい」

バ「有難うございます!!!有難うございます!!!」

ﾋｹﾞ「おぉう…何や？」

バ「実はー」

ﾋｹﾞ「‥なーるほどがってんがいったわ」

バ「何がです？」

ﾋｹﾞ「実はワイはその親父さんに会っとるんけどな？物凄く怖い顔してトレイン降りてったんよ殺意ヤバかったわ」

バ「もしかしてあの顔の湿布‥」

ﾋｹﾞ「監視カメラ見とったんやけどな殴りおった
後でわかったんやけど口の中切るほど強う殴られとったよ」