65夜 ジャーファル目線 ページ19
ドゴォッ
鈍い音を経つ。それと当時にA皇子は壁にもたれかかりながら崩れ倒れた。
意識はあるようだ、呼吸は整っておらず口呼吸となっている
苦しいのか、心臓あたりを右手でつかみ、我が王シンドバットを凄い勢いで睨んでいる
シン「ここまでやるとはな」
シンの言う通り、以前の彼の戦闘を途中ではあるが、2度見た
しかしあの時よりも動きの無駄が少ない
また魔法との組み合わせも上手い
魔導士でありながら、剣術を使いながらの物理攻撃もこの齢ならいい方だ
A皇子はゆっくりと起き上がり、壁に打ち付けた左肩を右手で抑え
俯きながら、私たちの前へ歩んできた
『はぁ・・・はぁ・・・っ 手合わせ、ご指南ありがとう・・・ございました」
彼はうつむいたまま、頭を下げた。
シン「君はなかなか強いな」
『勿体ない お言葉です・・・ちょっとはしゃぎすぎてしまったようです 自室で休ませてください」
シン「あぁ 手当の方は大丈夫か？ 部下に行かせようか？」
『お気遣いありがとうございます お気持ちだけ受け取っておきます』
そういい、彼は私の真横をすれ違うように宮中に入っていった。
その際、笑顔が昔の私のように感じた
宮中に入り、シンドリアの人が視界に入らないことを確認する
俺は壁にもたれかかり、肩を落とす
『魔装はずるいでしょ・・・あの王様っ』
気づいたら、にやけていた。俺は無意識に楽しんでたんだろうか
しかし、現状の俺が第一級特異点とどのような戦いを展開するかの情報は得た
ここは他国の者が多くいると聞く
煌意外の戦術、魔法を学ぶことができる
組織がシンドリアに来るまであと数日、それまでやれることを俺は行おう＿＿＿
続く (更新停止中)
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