【マギ】煌帝国第5皇子は紅玉の弟/弐(男主) (ページ17)

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63夜　アリババ目線ページ17

何が起こったか全くわからなかった
今、分かること

それは、俺が何も出来ずでAに剣を突き付けられている事

『ふぅあっ師匠さん来たみたいですよ』
Aの視線の先には俺の師、シャルルカンがこちらに歩んできている所であった。

『アリババ殿ありがとうございました』

アリババ「あ、あぁこちらこそありがとうな」

『じゃあ俺はこれで』
そう言いAはそのまま、師匠へ一礼し、入れ違うような形でこの場を後にした。

シャ「さっきのって煌の皇子様か？」

アリババ「え、えぇそうですねぇ」

シャ「ったく負けてるんじゃねぇよ！」
そういい、俺の頭に一発入れる

アリババ「痛いじゃないですか師匠！！」
なぐられたところがすでにたんこぶになりつつある。

シャ「まぁ今のは魔法を使ってたみたいだけどな」

アリババ「え！？そんな様子は」

シャ「まだまだだな～それでも俺の弟子か？」

アリババ「うっすみません(汗)」
しかし、本当に魔法を使っていたか？

シャ「分かってないようだから教えてやるよあの皇子様は風魔法を使ってたんだよ」

アリババ「え！？そんないつ！？」

シャ「間合いを詰める時と剣を振る直前の2回ったくそれくらい見抜けよな～」

アリババ「うっ・・・精進します(汗)」
それにしても魔導士でありながら剣術もだなんて世界には凄い奴がいっぱいいるんだな

夢主目線
『あんなのが創世のマギに選ばれし王・・・見込みはあるけど全然弱いな』