62夜 夢主 ページ16
『アラジン殿 貴方は創世のマギ 是非ご鞭撻いただけるとありがたいのですが』
アラジン「お兄さんに何か教えられる程の実力はないよ 現にヤムさんに特訓してもらっているし」
『でしたら僕も その特訓にご同行させていただいても』
その後、アラジン殿の許可を得て、明日以降の訓練にさせていただくこととなった。
翌日
アラジン殿が特訓する場へ行く道中、聞き覚えのある声が聞こえた
そしてその人物の姿を確認し、俺は声をかけることにした。
『・・・アリババ殿』
アリババ「え? あっ えっと煌の」
『Aです 貴方は剣の訓練ですか?』
アリババ「あ、あぁ 師匠が来るまでの自主練さ」
『あ〜 八人将の・・・そうだ なら俺と1本 手合わせしませんか?』
アリババ「え!? いやだってお前って魔導士じゃなかったっけか?」
『魔導士ですけど 剣術も一応、貴方程では無いかもしれませんが相手くらいにはなりますよ』
アリババ「そういえば バルバットで一度 剣を交えたっけな?」
『そんなこともありましたね』
そうだったか僕はあまり覚えてないが
アリババ「そ、そうか じゃあお願いしようかな」
『はい よろしくお願いします』
そう言い、俺は彼の前に立った。
共に会釈を行い、呼吸を整える
いつも持つ小刀を左手に、顎を軽く引き、構える
アリババ「行くぞ」
『いつでもどうぞ お気遣いなく』
そして________________
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