61夜 モルジアナ目線 ページ15
アラジンが口論になってる・・・どうしよう
そう思っていると煌の人が声をかけた
『お二人共 以前のいざこざはわかりますが休戦なんでしょ?』
「「だって この人(子)が!!」」
『声までそろえて 仲良しですか(汗)』
紅玉「でもこの子が先に!」
『姉上・・・ 貴方の方が大人なのですから ね?』
紅玉「で、でも・・」
『申し訳ありません バルバットでの出来事を忘れろという訳ではないのですが俺たちも喧嘩するためにここに来たわけではありません えっと アラジン・・・殿でしたっけ』
アラジン「うん そうだよ お兄さんはそのお姉さんと兄弟なのかい?」
『えぇ Aといいます 以後、よろしくお願いします』
Aさんは笑顔でアラジンと私に会釈した
アラジン「ヤムさんから聞いたんだけど Aお兄さんは魔導士なのかい?」
『はい 貴方もご存じのマギ ジュダルの補佐をさせて頂いております』
アラジン「ジュダルくんの?」
『えぇ ですが今回は彼は関係ありません 一国の皇子として他国の文化や歴史に触れ、また貴方たちからもご指南ご鞭撻いただけると大変嬉しいです』
バルバットで出会った時の様子はもっと無口な感じだった気がするけど
この国で見るAさんは物越しも柔らかくて
どっちが本当の彼なのだろうか________
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